シケイラの獲得手続きを急きょ凍結。
左SBの補強を巡ってユベントスが揺れている。
8月13日午後に、かねてから獲得に動いていたアトレティコ・マドリーの左SBギリェルメ・シケイラについて、クラブ間に続いて選手サイドとも最終的に合意。この時点では、14日に移籍を公式発表、週明けにはメディカルチェックを経て契約書にサインするというスケジュールが組まれていた。
しかし、夜になってこの予定はすべて凍結されることになった。
これは同日夕方、左SBのもうひとりの候補だったポルトのアレックス・サンドロが、2016年6月に満了する契約を更新しない意思をクラブに伝えたというニュースが飛び込んできたため。
ポルトは、このまま来夏の契約満了を迎えて移籍金ゼロで退団となる事態を避けるため、今夏のうちに当初の値札(2500万~3000万ユーロ=約35億~42億円)を大幅に引き下げてアレックス・サンドロを市場に出す可能性が出てきた。
ユベントスは早速、1500万~1800万ユーロ(約21億~約25億2000万円)で獲得することが可能かどうか、打診に動いている状況だ。
A・サンドロの獲得が可能となった場合に、シケイラとの契約がどうなるかは現時点では不透明。元々の優先順位はA・サンドロの方が上だったこともあり、最後の最後でどんでん返しが起こる可能性も出てきた。
ケディラの代役はルーカス?
またユベントスは、サミ・ケディラの故障離脱を受けて中盤の再補強を検討中で、第一候補となりそうなのがリバプールのルーカス・レイバ。現時点ではオファーなど具体的な動きは出ていないが、内部で検討に入っていることは間違いない。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
8月13日午後に、かねてから獲得に動いていたアトレティコ・マドリーの左SBギリェルメ・シケイラについて、クラブ間に続いて選手サイドとも最終的に合意。この時点では、14日に移籍を公式発表、週明けにはメディカルチェックを経て契約書にサインするというスケジュールが組まれていた。
しかし、夜になってこの予定はすべて凍結されることになった。
これは同日夕方、左SBのもうひとりの候補だったポルトのアレックス・サンドロが、2016年6月に満了する契約を更新しない意思をクラブに伝えたというニュースが飛び込んできたため。
ポルトは、このまま来夏の契約満了を迎えて移籍金ゼロで退団となる事態を避けるため、今夏のうちに当初の値札(2500万~3000万ユーロ=約35億~42億円)を大幅に引き下げてアレックス・サンドロを市場に出す可能性が出てきた。
ユベントスは早速、1500万~1800万ユーロ(約21億~約25億2000万円)で獲得することが可能かどうか、打診に動いている状況だ。
A・サンドロの獲得が可能となった場合に、シケイラとの契約がどうなるかは現時点では不透明。元々の優先順位はA・サンドロの方が上だったこともあり、最後の最後でどんでん返しが起こる可能性も出てきた。
ケディラの代役はルーカス?
またユベントスは、サミ・ケディラの故障離脱を受けて中盤の再補強を検討中で、第一候補となりそうなのがリバプールのルーカス・レイバ。現時点ではオファーなど具体的な動きは出ていないが、内部で検討に入っていることは間違いない。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎