Jリーグは４月12日、２・３月度の「2022明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP」の受賞者を発表。J１は鹿島のFW上田綺世、J２は横浜FCのFW小川航基、J３は福島のFW樋口寛規が選出された。

　現在J１で３位につける鹿島の上田は今季、２月19日の開幕節・G大阪戦（〇３－１）で２ゴールを挙げると、３月19日の第５節・湘南戦（〇２－１）でも得点を挙げ、２・３月は３ゴールの活躍。Jリーグの宮本恒靖委員は、「ストライカーとしての覚醒を感じるような印象的なゴールを挙げている」と評した。

　上田はMVP受賞にあたり、コメントを発表。以下のように喜びを述べている。
 

「月間MVPを受賞することができ、ともに戦うチームメイト、スタッフ、ファン・サポーター、すべてのアントラーズファミリーに感謝したいと思います。チームとして今季は例年よりも良いシーズンのスタートを切ることができ、その中で自分が勝利に貢献できたことを素直に喜びたいです。

　今年のアントラーズは若い選手が多いので、シーズンを通して継続して勝っていくためには、チーム全体がレベルアップし、自分自身ももっと成長していく必要があります。常に挑戦する姿勢を忘れず、タイトル獲得という最終的な目標に向け、これからも結束して戦っていきたいと思います」

　また２・３月で６ゴール・１アシストを記録したJ２横浜FCの小川は「この活躍に満足することなく、チームとしても個人としても上を目指して頑張りたい」とコメント。J３福島の攻撃を牽引する樋口は「プロになってから、このような賞を受賞することが初めてなので、素直にうれしい」と率直な思いを語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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