アジア・サッカー連盟(AFC)が、物議を醸した投稿を修正した。
AFCは3月30日、公式インスタグラムを更新。前日に埼玉スタジアム2002で行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の日本対ベトナム戦で、吉田麻也が78分に決定機を外したシーンの動画を投稿した。
問題となったのは、「マヤ・ヨシダのファンは目を逸らして!」という一文に、サルが目を隠している、いわゆる“見ざる”の絵文字を添えたことだ。
【動画】AFC公式の投稿が物議!サルの絵文字が削除された吉田麻也の決定機逸シーン
「マヤ・ヨシダのファンは目を逸らして!」
これには一部のファンから、「猿の絵文字の意味を教えて。差別じゃないんですかね?」「なぜサルと一緒に投稿したのか?AFCは、サウジアラビア対日本でのマヤに対する人種差別的な行為を忘れているようだ」といった批判の声が寄せられた。
日本だけでなく韓国のメディアもこのニュースを取り上げるなか、AFCはサルの絵文字を削除。文面も「ゴールがすぐ近くだったが、マヤ・ヨシダにとっては遠かった」と微修正している。
日本代表のキャプテンである吉田は、0-1で敗れた昨年10月のサウジアラビア戦の試合後、インタビューを受ける準備をしていた際に、サウジアラビアのファンから人種差別的なジェスチャーされ、激怒するという一件があった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】サウジファンの差別的ジェスチャーに激昂し、客席に詰め寄る吉田麻也
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