「国民に勇気と感動を与えた」
ワールドカップ出場権が懸かっていない試合だったとはいえ、埼玉スタジアムで日本代表がベトナム代表と引き分けた事実は、アジア・サッカー界に小さくない衝撃を与えただろう。
【PHOTO】アジアを彩る「美しすぎる」「可愛すぎる」サポーターたち!
火曜日ナイターで開催されたワールドカップ・アジア最終予選で、森保ジャパンはすでにグループB最下位のべトナムと対戦。19分にCKから豪快なヘッドで先制されると、その後もインテンシティーの高いベトナムの守備に手を焼き、なかなか決定機を掴めない。52分にようやく主将の吉田麻也が同点弾を決めたが、結局勝ち越しゴールは奪えないまま、1-1のドローで終了した。
強豪・日本を相手にした大善戦に、地元ベトナムのメディアは大騒ぎだ。「歴史的な偉業だ!」「大いなる勲章」「勇敢なる戦士たちを称えよう!」など称賛の声が相次ぎ、パク・ハンソ代表監督の故郷である韓国のメディアでも「日本相手にしてやった!」「誰も予想していなかった大波乱」「ハンソの奇跡がふたたび!」と賛辞が飛び交った。
最終的にベトナム代表は1勝1分け8敗で、勝点4を得るにとどまった。それでも地元メディア『Zing News』は前向きだ。「我々は史上初めてこのステージ(最終予選)で戦ったのだ。上出来の結果ではないか。前回大会の最終予選でタイ代表はたったの2ポイントしか挙げられなかったのだから」と評し、「2026年のワールドカップ(アメリカ、カナダ、メキシコの共催)では出場枠が32から48に増える。その布石と考えれば実りある戦いになった」と期待を込める。
【PHOTO】アジアを彩る「美しすぎる」「可愛すぎる」サポーターたち!
火曜日ナイターで開催されたワールドカップ・アジア最終予選で、森保ジャパンはすでにグループB最下位のべトナムと対戦。19分にCKから豪快なヘッドで先制されると、その後もインテンシティーの高いベトナムの守備に手を焼き、なかなか決定機を掴めない。52分にようやく主将の吉田麻也が同点弾を決めたが、結局勝ち越しゴールは奪えないまま、1-1のドローで終了した。
強豪・日本を相手にした大善戦に、地元ベトナムのメディアは大騒ぎだ。「歴史的な偉業だ!」「大いなる勲章」「勇敢なる戦士たちを称えよう!」など称賛の声が相次ぎ、パク・ハンソ代表監督の故郷である韓国のメディアでも「日本相手にしてやった!」「誰も予想していなかった大波乱」「ハンソの奇跡がふたたび!」と賛辞が飛び交った。
最終的にベトナム代表は1勝1分け8敗で、勝点4を得るにとどまった。それでも地元メディア『Zing News』は前向きだ。「我々は史上初めてこのステージ(最終予選)で戦ったのだ。上出来の結果ではないか。前回大会の最終予選でタイ代表はたったの2ポイントしか挙げられなかったのだから」と評し、「2026年のワールドカップ(アメリカ、カナダ、メキシコの共催)では出場枠が32から48に増える。その布石と考えれば実りある戦いになった」と期待を込める。
そして同メディアは、ベトナム・サッカー協会の執行委員会がパク・ハンソ監督をはじめとしたベトナム代表チームに贈呈する報奨金の額面を伝えた。「国民に勇気と感動を与えた彼らには、15億ベトナムドン(約800万円)が支払われることになった。2月に中国に勝利した際の66億ベトナムドン(約3500万円)に比べれば少ないが、引き分けたゲームで報奨金が提供されるのは異例だ」と報じている。
この800万円をたとえば30人で割ったとすると、ひとり当たり約26万円。ベトナムの一般的な平均月収が3万5000円ほどで、物価も日本よりかなり安いと考えれば、それなりのボーナスだったということになる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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