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Jスカウトの注目度も上昇中!U-17日本代表を破る一撃を放った尚志2年生ストライカーは何者か?

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2022年03月19日

雨でぬかるんだピッチもモノともしないプレーぶりでインパクト大!

U-17日本代表を相手に決勝点を奪った尚志のFW網代。今季注目のストライカーだ。写真:安藤隆人

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 Jヴィレッジに20チームが集結し、18日に開幕した第4回J-VILLAGE CUP U18。初戦でU-17日本代表と激突した尚志は、プロ注目の2年生エースストライカーの活躍で1-0の勝利を収めた。
 
 33分、ゴール前にポジションをとったFW網代陽勇は、右サイドでMF若林来希がボールを持った瞬間、「若林は切り返した後にいいクロスを入れてくれると思ったので、マークに来ていた相手CBの背後をとってからゴール前に飛び込みました」と、バックステップを踏みながら相手の視界から消えると、迷わず裏のスペースに走りこむ。ここに若林から正確なクロスが届くと、持ち前のバネを駆使して高々とジャンプし、ドンピシャヘッドを突き刺した。

 ずば抜けた身体能力と高度な駆け引きを得意とする網代は、その後も果敢な前線からのプレスと、相手の逆を取る巧みな動き出しでボールを引き出し、尚志の攻撃の中枢を担い続けた。後半も左CKから決定的なヘッドを放つなど、同い年のライバルが揃うU-17日本代表の脅威になり続け、1-0の勝利の立役者となった。

「昨年10月に福島県選抜の一員として(U-16日本代表との試合に)出場して負けてしまったので、リベンジに燃えていました。リベンジを果たせてよかったです」

 試合後、彼はこう笑顔を浮かべた。網代は今年に入ってかなりのハイパフォーマンスを見せ続けている。プーマカップ前橋、ジャパンユース プーマスーパーリーグでも強豪校やJユース相手にも、強靭な下半身と柔軟性に富んだ上半身を駆使したしなやかな身のこなしで、ポストプレーから裏抜け、球際を制してからの突破、素早いボディシェイプからのドリブルやワンツー突破など、多彩なゴール前のバリエーションを見せてゴールに迫る姿は一際目立っている。

 この躍動ぶりに、徐々にプロのスカウトからの注目度も高まっている。U-17日本代表戦でも、雨でぬかるんだピッチをものともせずにゴールに迫って行く彼のプレーはインパクト大だった。

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