関東大学リーグ1部の強豪、駒澤大、拓殖大、桐蔭横浜大と3連戦
ボールを持てば鮮やかなファーストタッチで前を向き、寄せられてもうまく上半身を使いながら体幹をぶらすことなくスルスルっとドリブルでゴール前に入り込んでいく。ボールフィールディング、繊細なボールタッチを駆使して密集地帯を軽やかにすり抜けていく姿は見ていて非常に美しい。
2月17日から20日までの4日間、静岡県内で行なわれたU-17日本高校選抜合宿において、履正社のエース・名願斗哉は持っている力をフルに発揮し、集結したJクラブのスカウト陣を魅了した。
高校2年生で形成されたU-17日本高校選抜は、インカレ王者の駒澤大、拓殖大、桐蔭横浜大と関東大学リーグ1部の強豪と3連戦をすると、名願は初戦の駒澤大戦で2ゴールをマーク。最終日に行なわれた桐蔭横浜大戦では左サイドハーフで1本目(30分×3本)に出場をすると、9分には右から強烈なチャージを受けながらも、右半身で面を作るように相手をブロックしながら、左足の細かいボールタッチでドリブルを仕掛ける。スピードをぐんぐんと上げ、相手が必死で足を出してきた瞬間を見計ったかのように左サイドに抜け出したFW小林俊瑛(大津)に鮮やかなスルーパスを通した。その後も中央のスペースに入り込んでボールを呼び込んだり、中へ行く振りをしてサイドに流れるなど、オフ・ザ・ボールの動きでも相手を揺さぶり、攻撃の大きなアクセントになった。
2本目には出場をせず、3本目の15分から出場をすると、直後に左サイドを鮮やかなドリブルで突破をし、中央に走り込んだFW福田秀人(米子北)に正確なクロスを供給。福田のシュートは相手GKのファインセーブからバーを叩くなど、決定機を演出した。
結果は3戦全敗(4-5、4-6、2-3)だが、攻撃陣は大学生のトップチームを相手に全試合得点の10ゴールを叩き出すなど結果を出した。3試合とも前述したようにスタンドには連日多くのスカウトが視察に来ていた。
【2021選手権PHOTO】来季の活躍が期待される「下級生ベストイレブン」
高校2年生で形成されたU-17日本高校選抜は、インカレ王者の駒澤大、拓殖大、桐蔭横浜大と関東大学リーグ1部の強豪と3連戦をすると、名願は初戦の駒澤大戦で2ゴールをマーク。最終日に行なわれた桐蔭横浜大戦では左サイドハーフで1本目(30分×3本)に出場をすると、9分には右から強烈なチャージを受けながらも、右半身で面を作るように相手をブロックしながら、左足の細かいボールタッチでドリブルを仕掛ける。スピードをぐんぐんと上げ、相手が必死で足を出してきた瞬間を見計ったかのように左サイドに抜け出したFW小林俊瑛(大津)に鮮やかなスルーパスを通した。その後も中央のスペースに入り込んでボールを呼び込んだり、中へ行く振りをしてサイドに流れるなど、オフ・ザ・ボールの動きでも相手を揺さぶり、攻撃の大きなアクセントになった。
2本目には出場をせず、3本目の15分から出場をすると、直後に左サイドを鮮やかなドリブルで突破をし、中央に走り込んだFW福田秀人(米子北)に正確なクロスを供給。福田のシュートは相手GKのファインセーブからバーを叩くなど、決定機を演出した。
結果は3戦全敗(4-5、4-6、2-3)だが、攻撃陣は大学生のトップチームを相手に全試合得点の10ゴールを叩き出すなど結果を出した。3試合とも前述したようにスタンドには連日多くのスカウトが視察に来ていた。
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