女子アジアカップのグループリーグ第１戦が１月21日に行なわれ、大会３連覇を目指す日本はミャンマーと対戦し、５―０で大勝を収めた。ただ、上には上がいた。同日にインドネシアと対戦したオーストラリアは18―０と歴史的なゴールラッシュを決め込んだのだ。

　開始９分にエースのサム・カーが先制点を叩き込むと、以降11分、14分、17分、24分、26分、34分、36分、39分と間髪入れずに追加点を奪い、前半に９点。後半に入っても猛攻は止まらず、49分、54分、57分、59分、68分、69分、71分、79分、88分とネットを揺らし、９点を挙げた。

　カーは後半に一度PKを失敗したものの、５ゴールをマークし、代表での通算ゴール数は54に。50でこれまでトップだった同国の男子代表の英雄、ティム・ケーヒルを一気に抜き去った。英紙『Daily Mail』によれば、チェルシーで活躍する28歳は試合後、「ティミーはオーストラリアではレジェンドで、彼と同じ話題になるなんてとても光栄だわ」と喜びを伝えている。
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　そして、この一戦において、カーと共に注目を集めているのが、オーストラリア女子代表の公式ツイッターだ。忙しなく、得点を決めるたびに実況ツイートをしていたなかで、タイムアップ直前にはなんと、「今夜はプレーヤーズ・オブ・ザ・マッチの投票はなし。なぜなら自分自身に贈るからだ！」とつぶやいたのである。

　この茶目っ気たっぷりな投稿には、世界中のファンから「間違いない」「あなたのパフォーマンスはそれに相応しい」「このツイートが優勝」「前代未聞で草」「好きだわ」といった好意的な声が集まっている。

　なお、同アカウントはその後に「記録的なパフォーマンス！サム・カーはrebelsport
プレゼンツのプレーヤー・オブ・ザ・マッチだ！」とアナウンスしている。

　なでしこジャパンが決勝トーナメントに進出し、オーストラリアと対戦することとなった際には、相手の公式ツイッターには仕事をさせないようにしたいものだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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