コンスタントに得点を奪える存在となることを期待している
カメルーンでのアフリカ・ネーションズカップに参加しているモハメド・サラーとサディオ・マネがまだ戻ってこないことは分かっているので、南野がリラックスして試合に臨むことを望んでいた。リバプールに加入して以降、世界トップクラスのアタッカーの後塵を拝してきた彼は、常にプレッシャーに晒されていたはずだ。たとえ良いパフォーマンスを見せても、ふたりのスターがチームに戻れば、またベンチに逆戻りすると思っていただろう。
そのアーセナル戦で、前半の南野はおとなしかった。リバプール自体が、アンフィールドでのいつもの試合のように支配できたわけではなかったため、日本代表FWにとってはよりタフな闘いを強いられた。
この試合最大のチャンスを含む二度の決定機があったが、それを除けば、彼はほとんど何もしていなかった。しかも、その絶好機を外してしまう。違いを作り出すために、得点しなければならない場面だったが、決めればウェンブリーでの決勝戦に一歩前進できたシュートを枠に飛ばせなかった。
もし決めていれば、彼はリーグカップで4試合連続得点をしたクラブ5人目の選手になっていた。ケニー・ダルグリッシュ、イアン・ラッシュ、スティーブ・マクマホン、ウラジミール・スマイカーという歴戦の勇士と肩を並べていたのだが、それも叶わなかった。
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気掛かりなのは、彼が外に開いてボールを受けようとした時に、チームメイトがパスを供給しなかったシーンが何度かあったことだ。もし同僚がパスを出すのを躊躇したのだとしたら、それは決定機を外したことよりも深刻な問題だ。
南野にとって、プレー機会を得ているこの1月は非常に重要な時期だ。加入以降、サラーとマネの存在を忘れさせた試合もなかったわけではない。ただ、リバプールは勝ち続ける必要があり、誰かがゴールを決めなければならない。クラブとファンはコンスタントに得点を奪える存在となることを期待している。それを見せることができる、最大のチャンスがいまこの時なのだ。
この試合の後、リバプールのファンは決定機を外したことしか印象に残ってないのではないかと心配になる。サラーとマネが戻ってくるまで、まだ時があるが、南野にとっては時間が不足しているのだ。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
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