元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、ユニオン・サン=ジロワーズに所属する三笘薫とオンラインで対談した。
今夏に川崎フロンターレからプレミアリーグのブライトンへ完全移籍を果たし、現在はその“姉妹クラブ”であるユニオンSGにレンタルされている24歳は、徐々に存在感を発揮。ここまでリーグ戦10試合に出場して4ゴールを挙げれば、自慢のドリブルを駆使してチャンスを構築し、首位を走るチームでプレゼンスを高めている。
まず内田氏が「移籍して少し経つけど、生活、練習、試合などはどうですか?」と尋ねると、三笘は「慣れたのは1か月ぐらいしてからです」と答え、こう続けている。
「サッカーも、監督の言うことも練習の内容も違いますし、すこし時間がかかりました」
この答に、ブンデスリーガの名門シャルケで長らく活躍した名手は、「僕が行って思うのは、みんな早くて3か月は慣れるまで時間がかかるんじゃないかな。それを1か月で合わすのは凄いと思う、僕的には。順応できる人なんだな」と返した。
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「みんな早くて3か月はかかる」
続いて「言葉はどうしている?」と質問すると、売り出し中のアタッカーは「英語で喋れるところは喋りますけど、ほとんどコミュニケーションはとらないです。監督の英語は分かりやすいので指示は分かりますけど、日本にいる時のようなコミュニケーションはとれないので、ピッチ内でどれだけアピールできるかを意識しています」と回答した。
この発言に、内田氏は三笘の印象にギャップを感じたようだ。「思っていたよりも男なんだな。もっとデリケートなのかと思った」と話している。
これに三笘は「デリケートですし、来るまでは海外向きではないとは思っていましたが、来てからはやるしかないし、環境に適応するしかないと思っています」と力強く答えている。
11月のオマーン戦(1‐0)で日本代表デビューを飾り、その試合で決勝点をアシストして、いきなり救世主となった三笘。伸び盛りの24歳がベルギーでどこまで成長を遂げるのか、目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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