10月27日、マジョルカの公式YouTubeチャンネルが、所属する久保建英のショートインタビューを公開した。

　今夏に２年ぶりのレンタルで復帰した久保は、主力としてプレーしていたが、９月22日のレアル・マドリー戦で膝を故障。しばらくは松葉杖をつく状態だったものの、現在は練習に復帰し、リハビリに励んでいる。

　クラブ公式のインタビューで、久保は「怪我をしている時は難しい」と切り出しながらも、「みんなが僕に親切にしてくれて、チームの試合を見るのも楽しんでいる」と語っている。

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「試合を見ている状況でナーバスになる？」という質問については、次のように返答している。

「実際のところ、見るよりプレーする方が良い。それははっきりしている。楽しむと同時に苦しんでいる。今はファンの気持ちは分かる。彼らがどう試合を見ているのかってことがね」

　これがキャリア初の大きな故障となった20歳は、「いま僕は一人のファンとして試合を見ている。楽しむけど、チームが悪い流れだと僕も苦しい」と本音を明かしている。

　こうした受け答えにファンも反応。「明るい良い表情してて、以前と変わらないクレバーな受け答えにひと安心した」「久保選手から、気力を感じ、あ～良かった」「『スタンドから見るとファンの気持ちがわかる』って言葉の中に怪我した中でもポジティブなポイントを見つける姿勢が垣間見えて、なおかつそれで出てきた言葉がファン想いな一言とか最高かよ」といったコメントが寄せられている。

　日本が誇る”至宝”は、「難しい」と言いながらも、この状況をポジティブに乗り切ろうとしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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