川崎のストライカーも文句なしのMVP候補
今季も残すところ5試合となり、いよいよ最終盤を迎えるJ1リーグ。激闘が繰り広げられた2021年シーズンで、最優秀選手賞に輝くのはいったいどの選手か。サッカーライターの清水英斗氏にMVP有力候補3名を挙げてもらい、現時点までのそれぞれのプレーを評価してもらった。
――◆――◆――
●前田大然(FW/横浜F・マリノス)
今季J1成績:31試合出場・18得点 ※33節終了時点
正直、前田大然がここまでゴールを量産するとは思わなかった。ライン裏への飛び出しやゴール前で合わせるワンタッチゴールなど、チームの攻撃スタイルとの相性は抜群。そのため、チャンスの数自体が多いことはゴール量産の大きな要因だが、一方で前田本人の決定力も高い。チーム戦術のなかで迷いなくプレーしているためか、24節・大分トリニータ戦のループシュートなども余裕を感じさせ、FWとして一層伸びた。
守備の貢献も凄まじい。Jリーグ公式サイトでスプリント数ランキングを見ると、上位のうち3分の2以上は、何節の前田、何節の前田と、彼ひとりでランキングを独占している。もちろん、サッカーは陸上競技ではないので、そのスプリント数が勝点に結びつかなければ意味はないが、横浜に限ればその心配はない。前田とチームのシンクロ率は攻守両面で高く、成熟を感じさせる。得点王、スプリント王をダブルで射止めようとする彼を、今季MVP候補に推さない理由はない。
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●前田大然(FW/横浜F・マリノス)
今季J1成績:31試合出場・18得点 ※33節終了時点
正直、前田大然がここまでゴールを量産するとは思わなかった。ライン裏への飛び出しやゴール前で合わせるワンタッチゴールなど、チームの攻撃スタイルとの相性は抜群。そのため、チャンスの数自体が多いことはゴール量産の大きな要因だが、一方で前田本人の決定力も高い。チーム戦術のなかで迷いなくプレーしているためか、24節・大分トリニータ戦のループシュートなども余裕を感じさせ、FWとして一層伸びた。
守備の貢献も凄まじい。Jリーグ公式サイトでスプリント数ランキングを見ると、上位のうち3分の2以上は、何節の前田、何節の前田と、彼ひとりでランキングを独占している。もちろん、サッカーは陸上競技ではないので、そのスプリント数が勝点に結びつかなければ意味はないが、横浜に限ればその心配はない。前田とチームのシンクロ率は攻守両面で高く、成熟を感じさせる。得点王、スプリント王をダブルで射止めようとする彼を、今季MVP候補に推さない理由はない。
●レアンドロ・ダミアン(FW/川崎フロンターレ)
今季J1成績:30試合出場・17得点 ※33節終了時点
L・ダミアンもまた、文句なくMVP候補に挙げられる。高さ、技術、スピードを兼ね備えた超迫力のゴールは、彼でなければ決められない、器の大きさが感じられる。また、守備時のプレスも一瞬の速さと、身体を当てたときの強さがあるため、ショートカウンターを生み出すボール奪取も魅力的だ。対戦相手のセンターバックは、相当神経を使ったのではないか。
本来ならば、もっとゴールを量産していても不思議がない選手だが、チームプレーヤーであるため、アシストに転化する場面も多い。また、鬼木達監督はこの規格外のストライカーを90分間起用する試合がほとんどなく、連戦では必ずと言っていいほど、ターンオーバーする。
そのため、前田に比べると約400分(4から5試合分)ほど出場時間が少ない。しかも強敵との対戦ほど、L・ダミアンが優先的に起用され、得点を稼ぎやすい下位チームとの対戦では、温存される傾向も見られる。この起用法のなかで得点王を争っているのは驚異的だ。
今季J1成績:30試合出場・17得点 ※33節終了時点
L・ダミアンもまた、文句なくMVP候補に挙げられる。高さ、技術、スピードを兼ね備えた超迫力のゴールは、彼でなければ決められない、器の大きさが感じられる。また、守備時のプレスも一瞬の速さと、身体を当てたときの強さがあるため、ショートカウンターを生み出すボール奪取も魅力的だ。対戦相手のセンターバックは、相当神経を使ったのではないか。
本来ならば、もっとゴールを量産していても不思議がない選手だが、チームプレーヤーであるため、アシストに転化する場面も多い。また、鬼木達監督はこの規格外のストライカーを90分間起用する試合がほとんどなく、連戦では必ずと言っていいほど、ターンオーバーする。
そのため、前田に比べると約400分(4から5試合分)ほど出場時間が少ない。しかも強敵との対戦ほど、L・ダミアンが優先的に起用され、得点を稼ぎやすい下位チームとの対戦では、温存される傾向も見られる。この起用法のなかで得点王を争っているのは驚異的だ。
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