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【なでしこジャパン】東京五輪のメンバー枠を巡る競争の行方は?約7か月ぶりの活動で見えた候補者たち

カテゴリ:高校・ユース・その他

西森彰

2020年10月25日

初招集組で期待の高さを感じさせたのが伊藤(INAC)

初召集の伊藤美紀。中盤の制圧が求められる。写真:西森彰

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 コロナ禍の影響で、2021年に開催が延期された東京オリンピック。そこへ向けて、なでしこジャパンの活動が約7か月ぶりに再開された。

 高倉麻子監督には、本大会まで実質的に半年近い時間が新たに与えられた。「ここからは大きな変化はないと思う」と口にしていた「2020夏仕様のチーム」を、そのまま熟成に充てるのか。それとも、新戦力を加えて「2021夏仕様のチーム」へと大きなモデルチェンジへ踏み切るか。指揮官は、年始の時点では構想の外だったチャレンジャーたちにも、挑戦権を与えた。

 これまで代表メンバーを半数占有していた日テレ・東京ヴェルディベレーザからは、山下杏也加、清水梨紗、長谷川唯、三浦成美、小林里歌子の5名。首位を走る浦和レッズレディースからは、コンディション不良で合流できなかった菅澤優衣香を除いても、代表常連の池田咲紀子、南萌華をはじめとして5名。2位の INAC神戸レオネッサから鮫島彩、岩渕真奈ら5名、4位のセレッソ大阪堺レディースからも追加招集の北村菜々美を含めて4名が呼ばれ、なでしこリーグの成績が反映された格好になっている。
 
 初招集組の伊藤美紀(INAC神戸レオネッサ)、塩越柚歩(浦和レッズレディース)、脇阪麗奈(セレッソ大阪堺レディース)は、各自がそれぞれに自分の長所をアピールするべくプレー。水曜日に行なわれた9対9+1の紅白戦形式では、脇阪はSBとして起用されていた。SBのポジションでは清水を中心とした争いが続いているが、スピードに磨きがかかった清家貴子(浦和レッズレディース)の、文字通りの「急追」も目覚ましい。

 紅白戦でフリーマンを任され、期待の高さを感じさせたのが伊藤だ。「代表は目指すべき場所だけれど、選ばれていないのは自分の実力不足」と語っていた伊藤。これまで抱えていた課題を「背が低いので、ボールを持った時に、相手にぶつかられてボールをロストする回数が多かった。パスのところでも、状況判断が悪くてボールを取られたり、引っかけられてしまったりするシーンが多かった」と自己分析する。
 
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