熊崎敬 新着記事

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】鹿島が勝負へのしたたかさを失ってしまったのはなぜか?

 鹿島がACLグループステージで姿を消した。 勝てば2位通過が決まるFCソウルとの最終節、鹿島は赤﨑の美しいミドルで8分に先制する。このまま1-0で試合を終えれば、勝ち抜きが決まる。鹿島は優位に... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】物足りなさが残った浦和とG大阪の頂上決戦

 第1ステージの優勝の行方を大きく左右する大一番は、ホームの浦和に凱歌が上がった。この勝点3は、システムの勝利と言っていい。浦和はシステム上の優位性を活かして終始ゲームを支配し、G大阪になにもさ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】ゴールデンウィーク初戦の嘘みたいな試合。諦めない山形と、変われない清水

 12日間で6試合。ゴールデンウィークは全国を駆け巡り、Jリーグを満喫することにした私は、初戦から嘘みたいなゲームに遭遇した。前半に清水が3点を先取した山形との残留争い直接対決は、残り10分から... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】白熱のJ2首位攻防戦。磐田が千葉から手にした「勝点3以上」の1勝

 千葉が押し込み、磐田が凌ぐ時間が長く続いたJ2・9節での首位攻防戦は、2-0でアウェーチームに凱歌が上がった。その内容を端的にまとめれば、「守護神が多くのピンチを止め続け、点取り屋が少ない好機... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】ふたりのブラジル人監督が示唆したサッカーの真理

 上位、中位、下位の差が徐々に広がってきたJ1で密かに、しかし確実に力を蓄えているチームがある。ヴィッセル神戸だ。今節は敵地で鹿島アントラーズを退け、4勝3分と公式戦の連続無敗を7試合に伸ばした... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】戦術・技術で敵を圧倒した柏。肉弾戦でも戦う姿勢を失わず

 終了間際、クリスティアーノが強引にシュートを撃ったところから逆襲を食らい、柏はCKのピンチを迎えた。嫌な予感を覚えたファンも多かったはずだ。だが柏はCKを弾き返し、直後、終了の笛が鳴る。3-2... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】本気を出さずに負けた浦和。ペトロヴィッチではもう限界が見えている!

 1分け4敗。グループステージ最終節を待たずして浦和のACL敗退が決まった。  敗北から一夜明けたいまも、私は苛立ちを抑えられない。それは逆転負けという結果に対してではない。意地を見せることなく淡... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】期待を力に進化中 「Jのピベ」から「世界のピベ」へ、羽ばたけ宇佐美

 番狂わせが起きるかもしれない――。 そんな期待を抱いて平塚まで出かけたが、そうは問屋が卸してくれなかった。  昨季、J2を独走し、勝点101を積み上げた湘南ベルマーレと、三冠王者ガンバ大阪の一戦... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】ともに勝ち切れなかった川崎と浦和 克服すべきは?

 優勝候補が激突した川崎と浦和の一戦は、1-1の引き分けに終わった。  前半は川崎がボールを支配し、浦和が自陣を固めて逆襲を狙うという構図。その流れの中で35分、川崎の森谷が先制点を奪う。 後半は... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「ストライカーが決める」サッカーに立ち返ろう

 鹿島とG大阪が初勝利を挙げ、柏と浦和がドロー。ACLの日本勢はグループステージ4節で、ようやく意地を見せた。  もっとも、厳しい状況には変わりがない。特にホームで北京国安に引き分けた浦和は、残り... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】敵を崩す大胆不敵なドリブラー 浦和・関根はだから価値がある

 森脇の左足ミドルが決勝点となった松本との一戦(J1・4節)、浦和に勝利をもたらしたのは右サイドのドリブラー、関根の積極果敢な仕掛けだった。  85分、それまで何度も右サイドをえぐっていた関根の仕... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】プロフェッショナルとして生きる、三浦知良の矜持

 花散らしの雨が降る三ツ沢で、カズのヘッドが炸裂した。  首位を走る磐田との一戦、それは14分のことだった。右サイドを攻め上がった小池純輝が、フィーゴのようなドリブルからクロスを上げる。それはゴー... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「ゴールを見失ったことがない」フォルランの別格 縦を突くサッカーはこうして成立する

 春の嵐の中で行なわれた千葉とC大阪の無敗対決(4月1日のJ2・5節)は、後半だけで8ゴールが飛び出すスペクタクルなゲーム(4-4)となった。  8ゴール中6ゴールを外国人が決めたが、その中でも別... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】悪い流れを断ち切るための“海外修行”という選択肢

 ハリルホジッチ新監督のデビュー戦となった大分でのチュニジア戦は、縦への速さが顕著に出た一戦だった。これはザッケローニ体制で染みついた手数のかかる攻撃を解体し、ゴールへの意識を高めるという意味で... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】新体制が始動! 「面倒な監督」ハリルホジッチが日本を変える?

 3月27日のチュニジア戦、31日のウズベキスタン戦に向けて、今日23日からハリルホジッチ新体制の日本代表が始動する。  来日からまだ2週間も経っていないが、この間で見えてきた新監督の特徴がある。... 続きを読む

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