加部 究 新着記事

【名勝負の後日談】ドーハの悲劇~最後に蹴らせたのは贖罪なのか…? ラモス瑠偉が感じた疑問

 歴史に残る名勝負、名シーンには興味深い後日談がある。舞台裏を知る関係者たちが明かしたあの日のエピソード、その後の顛末に迫る。(文:加部 究/スポーツライター)――◆――◆―― 中東は日本人にとっ... 続きを読む

バルサの給与削減に異を唱えたスアレスの横暴【現地発】

 ルイス・スアレスは、ウルグアイ人の中でもとくにその特徴が際立った選手だ。ピッチ上ではウルグアイ人のDNAでもある不屈の闘争心を前面に出して、チームの勝利のために極限までプレーする。しかしいった... 続きを読む

「攻め続ける」――グアルディオラのバルセロナが体現した“究極のボールプレー”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「バルサはとにかくフットボールをプレーする。し続けるのさ」 ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)はかつて、バルセロナの真理をそう語っている。グアルディオラはバルサの下部組織... 続きを読む

「バルトメウ会長はまるで“王様”メッシのように…」6人の理事が一斉辞任したバルサ内紛の舞台裏【現地発】

 フットボールが中断している間に、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のワンマン化が進行している。まるでピッチ上のリオネル・メッシと言わんばかりに、フロント内で王様のような振る舞いを見... 続きを読む

「無傷で乗り越えるのは不可能」“コロナショック”に直面したサッカー界の未来【現地発】

 新型コロナウィルスの猛威が止まらない。現代社会はIT化とグローバル化を2本柱に急速な進化を遂げてきたが、わずか4か月足らずの間にその成長を支えてきたシステムが崩れ去った。 我々スペイン人は、つ... 続きを読む

【セルジオ越後】日程を無理に取り戻そうとするくらいなら“コンペティション中止”でもいい。不安をなくしてフェアな競争を

 新型コロナウイルスの感染拡大は、スポーツ界に深刻な打撃を与えているね。国内外のサッカーリーグはもとより、多くのスポーツ大会やイベントが延期や中止に追い込まれている。そんななか7日に政府が「緊急... 続きを読む

【三浦泰年の情熱地泰】先が見えない新型コロナの脅威…こんな時こそ自分を見つめ直して、自分に出来ることを

 本来なら僕はサンパウロにいた。 もちろん新型コロナウイルスの影響の話になってしまう。 このコラムを書かなければと思っていながら「コロナが落ち着いたら」ポジティブなコラムを書こうと粘っていたが、... 続きを読む

リーガの“台風の目”レアル・ソシエダが見せた「サイド攻撃のお手本」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サイドを崩す。 その攻撃は、今やサッカー戦術における常道だろう。  しかし、いくらサイドに技量の高い選手を置いて、コンビネーションを作り上げることができたとしても、サイドだけで“か... 続きを読む

バルサに蔓延する“ウイルス”――メッシの声明でフロントとの溝はもはや修復不能に…【現地発】

 コロナ渦に見舞われても、カンプ・ノウに“停戦”が訪れることはない。いや、選手とフロントの亀裂は、パンデミックを境にさらに拡大した感すらある。 今回の火付け役となったのは... 続きを読む

「クボの獲得は賭けに成功」久保建英は“タダ”から19億円!マドリーが保有する若手の市場価値アップにスペイン紙注目

 4月5日付けのスペイン紙が『AS』が、レアル・マドリーが保有する若手について特集している。 記事はまず、移籍金の高騰が続くなかで、マドリーがまだ出来上がっていない有望な若手を獲得する方針にチェ... 続きを読む

アルテタ、シャビ・アロンソ、イラオラ…ソシオ250人の小クラブ出身者が続々と指導者に【現地発】

 レアル・ソシエダのホームタウンでもあるサン・セバスティアンにアンティグオコというクラブがある。これまでプリメーラの選手を数多く輩出してきた育成の名門だ。 1997年、アンティグオコのカデーテ(... 続きを読む

「サッカーは“エモーション”こそすべて」だから無観客開催は難しい【小宮良之の日本サッカー兵法書】

<MORBO> それはスペイン語で「疾患」という意味だが、「不健全なモノが放つ魅力」とも訳される。病的、偏執的な魅力といったところか。愛と憎しみの感情は表裏一体で、そのぶつかり合いに人々は惹かれ... 続きを読む

【DAZN配信TM】静岡ダービーは清水が3-2逆転勝利!磐田は五輪世代・小川航基が先制弾

 3月28日、トレーニングマッチの清水エスパルス対ジュビロ磐田の”静岡ダービー”が、IAIスタジアム日本平で行なわれ、3-2で、清水が逆転勝利を収めた。この試合は、DAZ... 続きを読む

「無事これ名馬」の筆頭格――メッシとアドゥリスはなぜ“壊れない”のか?【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「無事これ名馬」 これは本来、競走馬に使われる格言である。速く走れるだけでなく、走り続けることも美徳で、利益も上げられる。怪我なく走り続けるのも、一つの才能というわけだ。 アスリートにも、この格... 続きを読む

孤独なメッシ――ソシエダ戦で浮かべた「苦悶の表情」が物語るもの【現地発】

 新型コロナウィルスの感染拡大で中断中のラ・リーガ。直前に行われた第27節でレアル・マドリーが敵地でベティス相手に不覚を取り(1-2)、前節直接対決のクラシコを制して(2-0)手にした首位の座を... 続きを読む

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