清水英斗 新着記事

日本代表はなぜあっさりと点を取られたのか――失点シーンに潜む戦術的・個人的ミス

 ベルギー戦は72分に失点を喫し、0-1で敗れたものの、選手たちはチームの守備パフォーマンスに手応えを感じた試合だった。槙野智章は次のように語っている。 「ブラジル戦からチームで出た課題を、練習の... 続きを読む

「二面性」を見せたハリルジャパンがベルギー戦で解決すべきポイントは?

[親善試合]日本1-3ブラジル/11月10日/リール(フランス)「私のコメントには二面性がある」という言葉を皮切りに、ブラジル戦を振り返ったヴァイッド・ハリルホジッチ監督。日本代表のプレーは、ナ... 続きを読む

攻撃が行き詰ったハリルジャパン。引いた相手を崩すには、どうしたらいいのか?

[キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム ハリルジャパンは、カメレオン戦術だ。相手チームの特徴を分析し、その長所を消すところから戦術がスタート。そして、シ... 続きを読む

香川真司の「何の意味がある試合なのか」発言が巻き起こした議論。では、その解決策は?

「ワールドカップという意味では、正直、何の意味がある試合なのか。評価しづらいゲームになった」  2-1で勝利したキリンチャレンジカップ、ニュージーランド戦後の香川真司の言葉は、大きくメディアに報じ... 続きを読む

個の発掘か?戦術の熟成か? 戦略家ハリルホジッチが最終予選で見せた“一流の妥協”

 日本代表監督に就任した2015年、ヴァイッド・ハリルホジッチはチーム強化の過程を4つに分けて説明した。  第1段階は、2次予選。第2段階は、最終予選。第3段階が予選を突破した後の1年弱で、第4段... 続きを読む

ルヴァン杯の存在意義を問う②――「英国のリーグ杯決勝はシーズン半ばに開催するようになったが…」

 ルヴァンカップの準決勝は10月4日、同10日に準決勝が行なわれる。来年からはJ2に降格した2クラブの参戦が決定するなど改革も進むが、なお問題点の多いリーグカップの存在意義について、サッカーライ... 続きを読む

【識者コラム】本田圭佑が選んだ“メキシコ”は日本人選手の新たな選択肢となり得るか?

 先日のサウジアラビア戦では今ひとつの出来だった本田圭佑だが、自身は今季よりメキシコの強豪パチューカに新天地を求めた。これまで日本人選手が海外クラブに新天地を求める場合、「ヨーロッパ」がいわばフ... 続きを読む

余裕がなかった日本代表。“コントロール”と名のつく要素でもサウジに上回られた

[ロシアW杯アジア最終予選]サウジアラビア1-0日本/9月5日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ 8月29日のUAE戦から、中6日で日本との大一番を迎えたサウジアラビア。一方、日本は8月3... 続きを読む

日本が目指すべきチリの「制圧サッカー」。Jクラブも参考になるスタイルの正体とは?

「世界で一番強いのはブラジルで、2番目に強いのはブラジルのBチーム」  そんなふうに言われていた時代もあったが、現在、そのフレーズがもっともしっくりくるのはドイツだろう。2014年のブラジル・ワー... 続きを読む

【日本代表】サウジ戦の注目点は"ゲームコントロール"。尻つぼみになる課題を克服できれば…

 ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦。あの日を思い出す。8月31日は、驚くほど涼しい1日だった。午前中に降っていた雨があがり、埼玉スタジアムの気温は20度ほど。夏場のサッカーとしては、こ... 続きを読む

ユリッチ、ケイヒル投入で"怖さ"が増した後半過ぎ。昌子源は何を感じながらプレーしていたのか?

 ワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦。2-0というスコアは、完勝のイメージを与えたかもしれないが、試合内容はそうとも言い切れない。日本にとっても危うい時間帯はあった。  前半はお互いにチ... 続きを読む

好調・名波ジュビロの「パチンコ玉カウンター」。アッズーリの香り漂うメカニズムを解き明かす

 J1リーグ19節の川崎フロンターレ戦に5-2で勝利し、ジュビロ磐田が6連勝を飾った。まさしく破竹の勢いである。  ユニホームの色が似ているから、というわけではないが、最近の磐田は、アントニオ・コ... 続きを読む

【日本代表】イラク戦のキーマンは昌子源。不安と期待が同居するCBが備えた、森重真人との”違い”とは?

[キリンチャレンジカップ] 日本 1-1 シリア/6月7日/東京 塩っぽい前半と、美しい後半。キリンチャレンジカップ2017のシリア戦と同様の展開は、ワールドカップ最終予選、アウェーのイラク戦でも予想... 続きを読む

内容に合致しない「4-0」が示す現在地。日本はアジアのブラジル足りえるのか?

[W杯アジア最終予選] 日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉 ホッと胸をなで下ろしたのは、19分に決まった日本の2点目、岡崎慎司のゴール直後のことだ。  日本はベンチから選手が飛び出し、ピッチサイドで祝... 続きを読む

独自路線を行く磐田の補強戦略――高いレフティ率、ウズベク代表の獲得は実るのか?

 2017年の開幕に向け、J1はビッグネームの動きが活発になっている。  横浜から磐田へ行った中村俊輔を筆頭に、バンディエラ(旗頭)、あるいは主力クラスの移籍が非常に多い。佐藤寿人は広島から名古屋... 続きを読む

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