中野和也 新着記事

佐藤寿人――偉大なストライカーが歩んだ道と愛される理由

 仙台でも、そして広島でも、佐藤寿人は愛された。 確かに、チームで誰よりも点をとるストライカーは、そのクラブの人気の的となる。アイドルになる。だが、仙台や広島にとっての寿人は、やや趣が違う。ひと... 続きを読む

【広島】あの名手から受け継いだ「7番」。森﨑浩司はいかにして伝説となったのか

 広島にとっての「7番」は、特別だ。外国人選手が背負った1998年をのぞき、7番を身につけたのはたった2人の選手だけ。ひとりが現監督の森保一。そしてもうひとりが、森崎浩司である。  日本のサッカー... 続きを読む

浅野が盟友・野津田ら共に戦ってきた仲間へ発したメッセージ「託してくれるメンバーのために」

 野津田岳人とは、ずっとライバルだ。それはおそらく、浅野拓磨がスパイクを脱ぐまで、その関係性は変わらない。  2013年、ふたりは同時に広島入り。先に結果を出したのは野津田だった(5月19日の対甲... 続きを読む

8年前は他人事だった五輪。塩谷司の意識を変えた父の急死と成功への道のりとは――

 8年前の北京五輪代表発表の時、塩谷司は20歳だった。同じ1988年生まれでは吉田麻也(サウサンプトン)、内田篤人(シャルケ)、森本貴幸(川崎)らが北京への道を掴んでいるが、国士舘大に在籍してい... 続きを読む

大久保の偉業を阻むのは、この男しかいない!ピーター・ウタカが示す"途轍もない"可能性

 12試合で10得点、1年で28得点ペースという驚異的な得点力。だが、圧倒的に早いペースでのふた桁得点を記録した13節・G大阪戦を終えた後のピーター・ウタカに、笑顔はなかった。 「自分の得点につい... 続きを読む

難病を乗り越え400試合出場を達成。広島・森崎和が監督、チームメイトに絶賛されるわけ

 「生きるか、死ぬか。普通の生活ができるかどうか」  森崎和幸がJ1通算400試合出場を達成した。その祝福の言葉として、森保一監督が選んだそれは、決して大袈裟ではない。  慢性疲労症候群。大雑把に言... 続きを読む

【広島スタジアム問題】拝啓 “広島人”。なぜ、旧市民球場跡地にスタジアムを造ってはいけないのですか

 どうして、旧広島市民球場跡地にスタジアムを造ってはいけないのでしょう。 東京在住の人にそう質問され、言葉に窮した。 わからない。 それが答えである。 「旧市民球場跡地にサッカースタジアムを」 こ... 続きを読む

【広島】「航平、16番を引き継いでくれないか…」清水がこだわりの背番号を変えたわけ

 マン・オブ・ザ・マッチは、決勝点を決めたジエゴ・タルデッリではなく、清水航平であるべきだった。  ブラジル代表FWでもある山東魯能のエースは、ゴールを決めたその瞬間を除き、ほとんどの場面で消えて... 続きを読む

【広島】「代表でも充実していたが…」新10番の“ジャガー”浅野拓磨が目指す高み

 広島の新10番のお目見えとなった2月12日、浅野拓磨最大の見せ場は対町田戦の21分に訪れた。左サイドからスピードを駆使してジャガーが走る。走る。さらに走る。  圧倒的なスピードの前に、高いライン... 続きを読む

【広島】P・ウタカが攻守に順応! J1連覇&ACL制覇へ、さらなる中堅・若手の台頭が鍵に

 気になる点が少し。負傷者が多いことだ。  昨年から故障離脱が続いていた森﨑浩司と川﨑裕大は練習試合に出場できずじまい。1月31日の宮崎産業経営大戦(9-0)でゴールを決めた野津田岳人は右太ももの... 続きを読む

【広島インタビュー】ブレイクした浅野拓磨が、自身のベストゴールを選定。「満足感では浦和戦の同点弾ですね」

 途中出場だけで今季のリーグ戦で8得点。チャンピオンシップでも決定的な仕事をこなし、「広島に浅野あり」を印象付けた1年だった。A代表にも上り詰めた若武者は、それでも断言する。「思い描いていた自分... 続きを読む

【広島/新加入選手発表記者会見】若く“新しい血”を入れ、J1連覇に挑む

 広島は1月11日、広島市内で新加入選手発表記者会見を行なった。  守備の選手がひとりもいない「J1王者」の補強となった。しかも、山形から移籍してきたパワフルなワイドアタッカー・キム・ボムヨンを除... 続きを読む

【広島】J1唯一の平均得点2点台。最多ゴール狙う佐藤を後押しする攻撃の狙いとは?

 なぜ、広島が点をとれるのか。その設問に答えを出すのは難しい。  昨年は平均得点1.29と低迷したチームなのに、過去3年間でふたり合わせて40得点・40アシストを記録した高萩洋次郎と石原直樹(現浦... 続きを読む

【広島】「思考の天才」佐藤寿人が成し遂げた大偉業。ゴール量産の秘訣はデータベースにあり

「J1・J2通算200ゴール」――。佐藤寿人は16節の山形戦で、Jリーグ史上初となる前人未到の記録を打ち立てた。なぜ、彼がこれほど点を取れるのか。日本サッカー協会は総力を挙げて、このテーマについ... 続きを読む

J1後半戦へのビジョン|広島編|3連覇への鍵は前線のコンビネーションの復活

 前半戦の広島は攻撃に活力がなく、停滞感が著しかった。中央を崩すシーンは皆無に等しく、クロスがピシャリと合ってのゴールも数えるほど。森保一監督が就任して以降、1試合の平均得点は、1年目の1.85... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ