【チーム採点・寸評】
徳島　5
ポゼッションを高めた序盤に得点を奪えず、逆にセットプレーから被弾。後半早々に追いついて期待を抱かせたが、土壇場で勝ち越しを許し、接戦に弱い悪癖が出てしまった。攻撃的な姿勢を貫いたとはいえ、プレーオフ進出を逃したダメージはあまりに大きい。
 
【徳島｜採点・寸評】
GK
31 長谷川徹　6
前半に２度の決定機をビッグセーブで防ぐ。セットプレーから２失点を喫したが、責任は問えないだろう。
 
DF
４　藤原広太朗　5
押し込む展開でも攻撃参加は自重し、一列前の馬渡をサポートした。31分の失点シーンは平を抑えることができず。
 
３　大﨑玲央　5.5
Ｄ・ヴィエイラに決定機を作らせなかった守備は評価に値。ただ、得意のビルドアップはもたついてしまった。
 
20　キム・ジョンピル　5.5（HT OUT）
前半終了とともにベンチへ退く。動きは悪くなかったが、やや硬さが見られたのも事実だった。
 
MF
27　馬渡和彰　6
攻撃面では前への推進力を発揮。一方の守備では安西の突破に手を焼いた。渡のゴールをアシストしたクロスは見事だった。
 
８　岩尾　憲　6
徳島の“心臓”として攻守に奮闘。ポゼッションの局面で必ず顔を出し、パス回しの起点に。20分の狙いすました直接ＦＫはＧＫ柴崎に阻まれた。
 
23  前川大河　5（38分 OUT）
周囲とポジションチェンジを繰り返して打開を図る。とはいえシュートには至らず、怖さを出せなかった。戦術的な理由で早めの交代を余儀なくされた。
 
26　杉本太郎　6
守備ブロックの間でボールを受け、攻撃の潤滑油に。プレスでも貢献し、ひとりで多くの役割をこなした。
 
19　内田裕斗　5.5
高めのポジションを取ったが、チームの攻撃が右サイドに偏っていたこともあり、自慢の左足で見せ場を作れなかった。