【13位タイ~6位】果敢な仕掛けで推進力をもたらすFC東京の阿部。“戦術・シモビッチ”が名古屋の生命線。
J1リーグ新戦力「稼働率TOP 30」
【13位タイ~6位】
13位で並ぶ4人は、戦術上のキーマンとも言える存在だ。FC東京の阿部は果敢な仕掛けで縦の推進力をもたらし、仙台の三田は攻守に欠かせない存在となりつつある。新天地の柏でFWから右SBにコンバートされた伊東は、持ち前のスピードを武器にプレー時間を伸ばすと、8節の鹿島戦は中盤で出場。先制点を叩き込んで勝利に貢献した。
開幕戦こそ途中出場だったP・ウタカは、5節の仙台戦で2ゴールを決めると、8節の横浜戦でも2発。計7ゴールで得点ランクトップに立つなど、昨季のドウグラスを上回るペースでゴールを量産する。
古巣の甲府に復帰した9位タイのクリスティアーノは、チームの9点中5ゴールを決めている。攻撃の要として不可欠な存在であり、今後もフル稼働が期待される。7位タイの奈良は、川崎で躍動するひとりだ。エドゥアルドとCBでコンビを組み、粘り強い対応で序盤戦の躍進を支えた。8節の浦和戦で「骨が見えていた」(大久保)という裂傷を負い、10針を縫ったものの、長期離脱は免れたようだ。
FW陣で“最も働いている”のが、名古屋のシモビッチ。198センチの高さに加え、機動力も兼ね備えており、相手に脅威を与えている。ここまで5ゴールを決め、すでに“戦術・シモビッチ”とも言われるほどだ。
13位タイ=稼働率「88%」/阿部拓馬(FC東京/FW)
7試合・1得点(720分中/630分)
13位タイ=稼働率「88%」/三田啓貴(仙台/MF)
7試合・2得点(720分中/630分)
13位タイ=稼働率「88%」/伊東純也(柏/FW)
8試合・1得点(720分中/633分)
13位タイ=稼働率「88%」/ピーター・ウタカ(広島/FW)
8試合・7得点(720分中/632分)
12位=稼働率「90%」/古林将太(名古屋/DF)
7試合・0得点(630分中/570分)
11位=稼働率「93%」/伊野波雅彦(神戸/DF)
7試合・0得点(630分中/585分)
9位タイ=稼働率「96%」/クリスティアーノ(甲府/FW)
8試合・5得点(720分中/694分)
9位タイ=稼働率「96%」/大岩一貴(仙台/DF)
8試合・0得点(720分中/694分)
7位タイ=稼働率「97%」/藤田直之(神戸/MF)
7試合・0得点(630分中/611分)
7位タイ=稼働率「97%」/奈良竜樹(川崎/DF)
8試合・0得点(720分中/695分)
6位=稼働率「98%」/シモビッチ(名古屋/FW)
7試合・5得点(630分中/617分)