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【J2全試合採点|41節】大混戦の自動昇格争い。清水が8連勝で2位に浮上、松本は痛恨の黒星

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月16日

松本が痛すぎる敗戦で3位に転落。

11月12日/14:00/町田/9,519人
町田 2-1 松本
前半 2-0
後半 0-1
得点者/町田=中島(12分)、仲川(45+1分) 松本=高崎(66分)
 
【MAN OF THE MATCH
中島裕希(町田)
 
【チーム採点・寸評】
町田 6.5
マークを徹底しセットプレーを撥ね返すと、カウンターから得点を重ね、優位に試合を進めた。後半に1点を失うも、自動昇格を争うチームを相手に、少ないチャンスをしっかりモノにする決定力と、我慢強い守備を見せた。
 
【町田|採点・寸評】
GK
21 髙原寿康 6
キックが乱れる場面も見られたが、集中を切らさずに試合を終えた。後半に訪れたピンチも落ち着いてセーブし、リードを守り切った。
 
DF
3 畠中槙之輔 6(69分OUT)
後半は石原のスピードに苦戦。一瞬の隙を突かれ、失点を許した。しかし前半は、C・ヨンアピンとのコンビで堅固な壁を築き、ロングボールを撥ね返し続けていた。
 
10 土岐田洸平 6
28分のミドルシュートは惜しくもクロスバーに阻まれる。しかし攻守のバランスをとりながら、機を見た攻撃参加で、厚みのあるサイドアタックを生んでいた。
 
19 松本怜大 6
谷澤とのコンビでサイドを突破し、チャンスを創出。さらには強烈なシュートでゴールを狙うシーンも見られた。ただ後半は、相手に押し込まれ攻撃に出る機会を制限された。
 
37 カルフィン・ヨンアピン 6.5
高崎とのデュエルは見応えがあった。後半開始早々には、スライディングで石原の突破をストップ。気迫のこもったディフェンスでチームを救った。
 
MF
6 李 漢宰 6.5
中盤の下がり目に位置し、全体のバランスをとりながら、森村や両SBの積極的な攻撃参加をサポートした。ビルドアップでも素早くパスを散らし、攻撃にリズムをもたらしていた。
 
8 谷澤達也 7
切れ味鋭いドリブル突破と、長距離クロスで絶好機を演出。出足の早いプレスで守備でも貢献するなど、特大のプレゼンスを発揮していた。
 
29 森村昂太 6
広範囲に顔を出しボールを呼び込み、積極的に攻撃に絡んだ。こぼれ球への反応も良く、李とともに中盤でポゼッションを高めた。
 
39 重松健太郎 6(72分OUT)
ボールを受ける位置が低く、決定的な仕事はできなかった。しかし、テクニカルなドリブルでボールをキープしながら、攻撃に厚みを加えていた。
 
FW
25 仲川輝人 7
スペースに顔を出すと、軽い身のこなしとテクニカルな突破で相手をかわし、ゴールに迫った。前半終了間際には貴重な追加点を奪うなど、大きな存在感を放っていた。
 
30 中島裕希 7.5
難しいクロスにうまく合わせ、先制点を奪取。45+1分には、同じようなクロスを頭で折り返し、仲川のゴールをアシストと、エースに相応しい働きで勝利に貢献した。
 
交代出場
DF
35 大谷尚輝 6(69分IN)
警告を受けていた畠中に代わって投入される。攻め込まれる難しい状況だったが、周囲と密にコミュニケーションを取りながら、最少失点に抑えた。

FW
23 戸島 章 6(72分IN)
粘り強くボールを前線につなぎ、カウンターを成立させていた。また、高さを生かして、守備でも貢献した。
 
監督
相馬直樹 6
相手のセットプレー戦術にやや苛立っていたが、守備陣に声をかけながら冷静に対応。逆に縦に速い攻撃を基点に、ゴールを陥れた。イエローカードをもらっていたCBの畠中を交代させるという余裕も見せ、強敵を相手に勝点3を獲得した。
 
【チーム採点・寸評】
松本 5
早々に失点。何度もファウルを誘いセットプレーから逆襲を狙ったが、相手の守備網に阻まれ、ゴールに迫れなかった。後半は勢いを増してスピードのあるアタックを仕掛け盛り返したが1得点止まりで、優勝と昇格に向けて痛すぎる敗戦を喫した。
 
【松本|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 5.5
シュートには反応していたものの前半のみで2失点。前線へのフィードは効いていたが、肝心の守備面では、チームを救うセーブを見せることはできなかった。
 
DF
4 飯田真輝 5
クロスの対応で後手を踏み、同じような形で2失点を許す失態。最後のところで勝負強さを見せることができなかった。
 
13 後藤圭太 5(66分OUT)
サイドのカバーリングに入るも、谷澤のドリブルを止められず、翻弄されるシーンが散見。また、仲川のスピードにも苦戦していた印象だ。
 
18 當間建文 4.5
中島にマークを外され、2失点に関与。相手FWとの間合いが非常に悪く、とりわけハイボールで後れをとっていた。
 
MF
3 田中隼磨 5
精力的にアップダウンを繰り返し、攻守に厚みをもたらし、クロスでチャンスも作った。しかし、あっさりと谷澤にかわされ、2点目を献上。悪いイメージも強く残ってしまった。
 
5 岩間雄大 6
守備では最終ラインまで下がり、身体を張っていた。ただ、ロングボールを多用していたチーム戦術のなかで、ビルドアップではほとんど関われていなかった。
 
11 喜山康平 5.5
前半は相手の攻め上がりに対して低めにポジションを取り、消極的な姿勢に。後半はチームも前掛かりになり、攻撃に絡む回数が増えた。ただ決定的な仕事はできず。
 
14 パウリーニョ 5.5
豊富な運動量で広範囲をカバー。50分にはCKの流れからミドルシュートを放つなど攻守に貢献していた。ただ、全体的に無難なプレーに終始していた。
 
20 石原崇兆 6(85分 OUT)
素早い裏への抜け出しや、鋭いドリブル突破など様々なバリエーションで2列目からゴールに迫り、相手の脅威となっていた。得点が期待されたが85分に無念の途中交代。
 
23 工藤浩平 5.5(79分OUT)
石原、高崎とのコンビネーションで攻めたが、ゴールが遠かった。裏へ抜け出すシーンもあまり見られず、存在感は薄かった。
 
FW
29 高崎寛之 6
前半は相手のマークに苦戦しながらも、ファウルをもらう役目をまっとう。後半は、力強いポストプレーから、再びボールを受け、強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

交代出場
MF
15 宮阪政樹 5.5(66分 IN)
持ち前の展開力で攻撃にリズムをもたらし、攻勢に回るチームを後押し。しかし、得点につながるようなキーパスが見られなかった。
 
FW
39 三島康平 -(83分IN)
高さを生かし、ハイボールでチャンスを作ったが、シュートチャンスは得られず。途中起用に応えられなかった。
 
FW
19 山本大貴 -(85分IN)
終盤に投入されたが、あまりにもプレー時間が少なく、決定機を得ることできなかった。
 
監督
反町康治 5.5
前半は様々な形のセットプレーからゴールを狙ったが、カウンターから2失点。後半は正攻法の攻撃で反撃するも、2点のビハインドを返せなかった。試合後、「前半の2失点目が痛すぎた」と悔やんだ。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
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