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【J2全試合採点|41節】大混戦の自動昇格争い。清水が8連勝で2位に浮上、松本は痛恨の黒星

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月16日

札幌が逆転勝利で昇格に大きく近づく。

J2タイ記録の7試合連続ゴールを決めた鄭大世。ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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11月12日/13:00/フクアリ/12,726人
千葉 1-2 札幌
前半 1-0
後半 0-2
得点者/千葉=町田(31分) 札幌=都倉(71分)、内村(90+5分)
 
MAN OF THE MATCH
内村圭宏(札幌)
 
【チーム採点・寸評】
千葉 5.5
多くの時間帯でペースを握り、同点とされた後もチャンスを作ったが、それを追加点につなげられなかったことが致命傷となった。ホーム最終戦はもったいない勝点の失い方で終わった。
 
【千葉|採点・寸評】
GK
1 岡本昌弘 5.5
大きく責任を被るようなプレーはなかったが、後半に2失点しての逆転負けはGKとして悔しいだろう。
 
DF
33 丹羽竜平 6(89OUT
同サイドでコンビを組んだ船山を上手くサポートしながら、機を見た駆け上がりで攻撃にアクセントをつけた。
 
26 岡野 洵 5
札幌FWの内村の動き出しも秀逸ではあったが、逆転ゴールを奪われた時の守備の甘さはCBとしてあってはならないミスだった。
 
3 近藤直也 6
身体の強さと読みの鋭さで都倉、ジュリーニョを流れのなかでは封じ込めた。最終ラインに安定感を生んでいた。
 
28 乾 貴哉 5.5
全体的には安定していたが、行くか、待つかの判断が多少遅れるシーンが散見された。
 
MF
11 船山貴之 6(76OUT
内に入るタイミングが絶妙で、後ろからボールを引き出した。もっと我を出しても良かったと思うが……。
 
10 長澤和輝 6
アランダと組む2ボランチはチームの武器。バランスを取りながらも、前線に顔を出して攻撃に絡むセンスは見事。
 
22 アランダ 6
ハンターとしてボールホルダーに果敢に身体を寄せてボールを奪い、セカンドボールも奪取。細かなミスがもったいなかった。
 
8 井出遥也 6.578OUT
町田と近い距離感でプレーした時にゴールの匂いを感じさせる。先制点を生んだ強烈ミドルで存在感を示した。
 
FW
9 エウトン 5.5
高い位置でのボールの収まりに不安。トップから降りた際の基準点とはなれていただけに、もう少し相手陣深くで強みを生かしたい。
 
14 町田也真人 6.5
相手最終ラインと中盤の間に入り込んで、脅威となる。31分の先制ゴールもいるべき場所を分かっているからこそだ。
 
交代出場
FW
18 吉田眞紀人 -(76IN
同点とされた後に船山との交代で出場。勝点3へゴールを求められたが、それには応えられなかった。
 
FW
19 オナイウ阿道 -(78IN
ピッチに立ったのは15分ほどで、得点も奪えず。しかし、楔の動きやフリーランでアピールはできていた。
 
DF
4 北爪健吾 -(89IN
自身が入ってからの逆転負け。特段悪いプレーをしていたわけではないが、良いプレーをしていたわけでも……。
 
監督
長谷部茂利 5.5
札幌の守備のオーガナイズを崩した点は評価に値。ただし、選手交代や同点とされた後の采配には疑問符がつく。
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6
耐えて、耐えて、劇的な逆転勝利。J1昇格を大きく引き寄せた点は評価したい。それでも、守備組織の再構築が上手くいかずに守勢に回り、セカンドボールも拾われ続けたのはいただけない。

 【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 6
シュートセーブに安定感。より高レベルな要求をすれば、失点のシーンは相手選手のいない場所に弾きたかった。
 
DF
35 進藤亮佑 5.5
寄せが一歩届かなかったと思えば、逆に食い付き過ぎることも。精彩を欠いて危険なエリアを守り切れなかった。
 
4 河合竜二 6.5
守備網の決壊を防ごうと声を張り上げる。激しい守備は“強者を知る者”として仲間に勇気を与えた。
 
24 福森晃斗 6.5
自慢の左足から都倉の同点ゴールをアシスト。守備はもちろん、果敢な駆け上がりで攻撃に迫力を増した。
 
MF
19 石井謙伍 5.5
積極性は買い。しかし、その気合いが空回りするシーンもしばしばあった。豊富な運動量には恐れ入る。
 
10 宮澤裕樹 6
ミスが多く、バランス取りにも苦心した。ただ、スペースのケアとボールホルダーへのチェックを行ない、攻撃でもパスコースを作る。
 
20 上里一将 5(HT OUT
気になったのはカバーリングの遅さ。効果的なポジショニングが取れずに中盤の主導権を相手に渡してしまった。
 
31 堀米悠斗 5.567OUT
幾度も繰り返される上下動は素晴らしい。やや守備に忙殺される時間帯が長く、後手に回ることも多かった。
 
27 荒野拓馬 6
内村の投入でトップ下からポジションをひとつ下げる。随所に才能を感じさせたものの、強みを生かし切ったとは言い難い。
 
FW
9 都倉 賢 6.590OUT
劣勢の雰囲気を一撃で打ち砕く、これぞエースストライカー。楔の精度は決して高くなかったが、同点弾で大きく評価を上げた。
 
7 ジュリーニョ 5.5
時間帯によって集中力が散漫だったように映る。プレー強度も時間の経過とともに落ち、チャンスメイクの数も少なくなった。
 
交代出場
FW
13 内村圭宏 6.5HT IN
パスコースを絞る守備のタスクをこなしつつ、相手守備陣の嫌がるポイントを突き続けた。その甲斐あって、チームを興奮の坩堝に巻き込む逆転弾をゲット!
 
FW
11 ヘイス 5.567IN
堀米と交代でピッチに立つ。攻撃面でインパクトや変化を与えた場面は数えるほど。万全のコンディションでなかったか。
 
DF
5 櫛引一紀 -(90IN
短時間の出場ながら、失点しないという役割はしっかりとこなす。その守備があったからこその逆転だった。
 
監督
四方田修平 6.5
ゲーム序盤から崩れ気味だった守備組織を微調整と選手交代で立て直し、ドンピシャの采配で勝利を引き寄せた。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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