J１リーグ １stステージ・14節
湘南ベルマーレ – サンフレッチェ広島
５月30日（土）／19:00／Shonan BMWスタジアム平塚

湘南ベルマーレ
リーグ成績（13節終了時）：８位　勝点18　５勝３分５敗　15得点・17失点
 
【最新チーム事情】
●先発は前節・清水戦のままか。
●公式戦５戦連続無敗でストップ。
●ナビスコカップの広島戦で得た手応えを活かしたい。

【担当記者の視点】
　先発メンバーは快勝を収めた前節の清水戦から変更なしか。

　水曜日にナビスコカップの新潟戦は０-２で敗れ、公式戦無敗は「５」でストップした。ただひとつの敗戦から多くを学んできたのが今季の湘南である。今回も敗れた経験を糧に臨みたい。

　今回対戦する広島戦とはナビスコカップで対戦していて、主導権を握る時間も多いなかで２-２で引き分けている。大倉社長も「J１で戦える手応えを得られた」と語っていた一戦でもあった。特長の異なる3-4-2-1対決だが、湘南らしさを出し切り、勝利を手にしたい。

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サンフレッチェ広島
リーグ成績（13節終了時）：２位　勝点26　８勝２分３敗　19得点・11失点

【最新チーム事情】
●森﨑浩がナビスコカップで復帰。今回はスーパーサブとして期待。
●ナビスコカップ・FC東京戦は若手主体で臨み、主力への刺激に。
●湘南戦の通算対戦成績は12勝２分１敗。敵地では03年８月以来負けなし。
 
 【担当記者の視点】
　水曜日のナビスコカップ・FC東京戦は、終盤に千葉、塩谷と主力が入ったにもかかわらず、リードを守り切れず引き分けた。千葉は「自分の責任」と語り、塩谷も神妙な面持ちで会場を後にしており、悔しさを糧に奮起してほしいところだ。
 
　湘南戦の通算対戦成績は12勝２分１敗。13年にJ１で対戦した際にも、２戦２勝と力の差を見せつけている。ただし、今季のナビスコカップでは若手主体同士の対戦だったとはいえ、劣勢を強いられている。
 
　試合はおそらく、広島がボールを支配する時間が長くなるはず。一方の湘南は、ミスを鋭く突くカウンターで対抗してくるだろう。

　広島としては90分間集中を保ち、シュートで攻撃を完結したい。運動量が鍵を握るだけにキーマンを挙げるならば左WBの柏か。左足からのクロス、カットインからのパスに合わせるパターンを磨いているだけに、サイドから得点を挙げられれば、勝利に近づけるはずだ。