A代表に初選出された浅野はボックス内で前を向けず…。
【試合内容】
序盤は互いに守備に軸足を置きつつ、攻撃のチャンスを窺う様子見の展開。10分過ぎから広島が相手のプレスをいなしながら、両サイドを起点にG大阪のゴールに迫るも、決定的な場面は作れず、スコアレスで前半を折り返す。
広島は59分に浅野を投入して膠着状態を打開しようと試みるが、その1分後に試合が動く。森﨑和が宇佐美からボール奪取したプレーがファウルと判定されてFKを献上。ゴール前で清水のクリアが甘くなったところをリンスに決められ先制を許してしまう。
その後、広島はミキッチ、ドウグラスを投入し、G大阪ゴールに襲い掛かるが、最後まで相手の堅い守備を崩せず。第1ステージ優勝を懸けた大事な一戦に敗れ、連勝は5でストップ。一方のG大阪は消化試合がひとつ少ないながら勝点で広島に並び、3位に浮上している。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・11節
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
攻守にアグレッシブなプレーを展開し、「五分の戦いはできていた」(森保監督)。ただ、不運とも言える判定から失点したのが響き、連勝は5でストップ。第1ステージの優勝争いから一歩後退してしまった。
G大阪 6
昨季採用した広島対策のシステムではなく、4-4-2の正攻法で勝負。指揮官曰く「プレー自体のキレはここ数試合で一番良かった」。シュートは7本に抑えられたが、限られたチャンスをきっちりとモノにして、広島戦での相性の良さを感じさせた。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
ハイボールの処理はパーフェクト。90+2分、決められればダメ押しとなるピンチで大森のシュートを防ぎ、最後までチームを鼓舞した。
DF
4 水本裕貴 5.5
フィールドプレーヤーによるフル出場のJ1記録(126)に並ぶも、失点のシーンでは岩下に空中戦で敗れてしまい、自ら華を添えられず。
5 千葉和彦 6
川崎戦同様、中央に入ってくるパスを完璧に封殺。ピンチを招くシーンもほぼ皆無で、憎いほどの冷静な対応から攻撃へとつなげた。
33 塩谷 司 6
G大阪の2トップにスピードとフィジカルで互角の勝負。攻撃では両チーム最多のシュート6本を放ち、ゴールへの意欲を感じさせた。
MF
6 青山敏弘 6
上手く最終ラインからボールを引き出し、スペースに配球。惜しいミドルシュートも放ったが、チームの苦境を救えず悔しさを滲ませる。
8 森﨑和幸 5.5
スピードに乗る宇佐美相手に見事なインターセプトをしたかに見えたが、判定はファウル。結果、失点につながるFKになってしまった。
18 柏 好文 6
試合途中に右足を縫うほど激しいマークを受けながらフル出場。スピードと鋭い切り返しで丹羽を揺さぶり、再三ボックス内に侵入した。
27 清水航平 5
裏のスペースのリスクマネジメントを行ないながら、推進力で右サイドを活性化。ただ、痛恨の判断ミスでクリアが甘くなり、失点を招いてしまった。
24 野津田岳人 5.5
豪快なミドルシュートで攻撃にアクセント。球際への積極的な姿勢も忘れず、エネルギッシュなプレーを見せたもののゴールは奪えなかった。
30 柴﨑晃誠 5.5
開始直後に決定機を迎えるも、ヘディングシュートはクロスバー直撃。中盤以降はトラップミスも多く、相手に持ち味を消されてしまった。
FW
11 佐藤寿人 6
相手CBと駆け引きをしながらも、フォアプレスとプレスバックを徹底。ルーズボールにはスライディングで身を投げ出すなど、ファーストDFとして奮闘した。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 5.5
自慢のスピードで会場を沸かせた一方、ボックス内で思うように前を向けず。警戒する相手を打ち崩せず、試合後は反省の弁が続いた。
MF
14 ミキッチ 6
反撃ムードが高まるチームの推進力となり、スピードで藤春を振り切って前線にクロスを供給。しかし味方に合わず、単発に終わった印象が強い。
FW
9 ドウグラス 6
高さとフィジカルの強さでパワープレーを展開。終了間際にはバイシクルシュートを試みて執念を見せるも、ゴールはこじ開けられなかった。
監督
森保 一 6
勝利を奪うべく、迷わず攻撃的なカードを3枚切る。「選手は今できることを出し尽くしてくれた」だけに、最低でも勝点1が欲しかった。
序盤は互いに守備に軸足を置きつつ、攻撃のチャンスを窺う様子見の展開。10分過ぎから広島が相手のプレスをいなしながら、両サイドを起点にG大阪のゴールに迫るも、決定的な場面は作れず、スコアレスで前半を折り返す。
広島は59分に浅野を投入して膠着状態を打開しようと試みるが、その1分後に試合が動く。森﨑和が宇佐美からボール奪取したプレーがファウルと判定されてFKを献上。ゴール前で清水のクリアが甘くなったところをリンスに決められ先制を許してしまう。
その後、広島はミキッチ、ドウグラスを投入し、G大阪ゴールに襲い掛かるが、最後まで相手の堅い守備を崩せず。第1ステージ優勝を懸けた大事な一戦に敗れ、連勝は5でストップ。一方のG大阪は消化試合がひとつ少ないながら勝点で広島に並び、3位に浮上している。
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・11節
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
攻守にアグレッシブなプレーを展開し、「五分の戦いはできていた」(森保監督)。ただ、不運とも言える判定から失点したのが響き、連勝は5でストップ。第1ステージの優勝争いから一歩後退してしまった。
G大阪 6
昨季採用した広島対策のシステムではなく、4-4-2の正攻法で勝負。指揮官曰く「プレー自体のキレはここ数試合で一番良かった」。シュートは7本に抑えられたが、限られたチャンスをきっちりとモノにして、広島戦での相性の良さを感じさせた。
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
ハイボールの処理はパーフェクト。90+2分、決められればダメ押しとなるピンチで大森のシュートを防ぎ、最後までチームを鼓舞した。
DF
4 水本裕貴 5.5
フィールドプレーヤーによるフル出場のJ1記録(126)に並ぶも、失点のシーンでは岩下に空中戦で敗れてしまい、自ら華を添えられず。
5 千葉和彦 6
川崎戦同様、中央に入ってくるパスを完璧に封殺。ピンチを招くシーンもほぼ皆無で、憎いほどの冷静な対応から攻撃へとつなげた。
33 塩谷 司 6
G大阪の2トップにスピードとフィジカルで互角の勝負。攻撃では両チーム最多のシュート6本を放ち、ゴールへの意欲を感じさせた。
MF
6 青山敏弘 6
上手く最終ラインからボールを引き出し、スペースに配球。惜しいミドルシュートも放ったが、チームの苦境を救えず悔しさを滲ませる。
8 森﨑和幸 5.5
スピードに乗る宇佐美相手に見事なインターセプトをしたかに見えたが、判定はファウル。結果、失点につながるFKになってしまった。
18 柏 好文 6
試合途中に右足を縫うほど激しいマークを受けながらフル出場。スピードと鋭い切り返しで丹羽を揺さぶり、再三ボックス内に侵入した。
27 清水航平 5
裏のスペースのリスクマネジメントを行ないながら、推進力で右サイドを活性化。ただ、痛恨の判断ミスでクリアが甘くなり、失点を招いてしまった。
24 野津田岳人 5.5
豪快なミドルシュートで攻撃にアクセント。球際への積極的な姿勢も忘れず、エネルギッシュなプレーを見せたもののゴールは奪えなかった。
30 柴﨑晃誠 5.5
開始直後に決定機を迎えるも、ヘディングシュートはクロスバー直撃。中盤以降はトラップミスも多く、相手に持ち味を消されてしまった。
FW
11 佐藤寿人 6
相手CBと駆け引きをしながらも、フォアプレスとプレスバックを徹底。ルーズボールにはスライディングで身を投げ出すなど、ファーストDFとして奮闘した。
交代出場
FW
29 浅野拓磨 5.5
自慢のスピードで会場を沸かせた一方、ボックス内で思うように前を向けず。警戒する相手を打ち崩せず、試合後は反省の弁が続いた。
MF
14 ミキッチ 6
反撃ムードが高まるチームの推進力となり、スピードで藤春を振り切って前線にクロスを供給。しかし味方に合わず、単発に終わった印象が強い。
FW
9 ドウグラス 6
高さとフィジカルの強さでパワープレーを展開。終了間際にはバイシクルシュートを試みて執念を見せるも、ゴールはこじ開けられなかった。
監督
森保 一 6
勝利を奪うべく、迷わず攻撃的なカードを3枚切る。「選手は今できることを出し尽くしてくれた」だけに、最低でも勝点1が欲しかった。