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「敬意を欠いている」「ここにいるべき」 FIFA最優秀選手を逃したC・ロナウドとメッシ、授賞式欠席に批判の声

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月25日

ベストイレブンに選出されたにもかかわらず…。

ワールドイレブンの受賞者による記念撮影。メッシとC・ロナウドが受け取るはずだったトロフィーは、プレゼンターのロナウジーニョ(左端)とバラック(右端)の手に。(C)REUTERS/AFLO

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 FIFAは9月24日にロンドンで「ザ・ベスト・FIFAフットボール・アウォーズ」を開催し、最優秀選手賞に輝いたレアル・マドリー所属のクロアチア代表ルカ・モドリッチらが出席した。

 モドリッチの受賞で“2強時代”に終止符が打たれたかたちだが、その当事者であるリオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドは、ベストイレブンに選出されているにもかかわらず、セレモニーには出席しなかった。

 サッカー界を代表するふたりの行動に苦言を呈したのが、ミランやユベントス、レアル・マドリー、イングランド代表など、名だたるチームで数々のタイトルを獲得してきたファビオ・カペッロ氏だ。

 スペイン紙『AS』によると、カペッロ氏は「C・ロナウドとメッシが(式典を)欠席したのは、他の選手やFIFA、サッカー界に対する敬意を欠いている」と批判している。

「彼らは勝ちすぎたがために、負けるのが嫌いなのかもしれない。だが、人生では勝った時も負けた時も適切であらねばならない」
 
 一方、同じくベストイレブン入りし、セレモニーに出席したマドリーのマルセロは、「驚いた。ノミネートされた人はみんなここにいるべきだ。彼らが来なかったのは、彼らの問題だけど」と述べた。

 また、マドリーのキャプテンであるセルヒオ・ラモスは、「C・ロナウドは優れた選手であり、元チームメイトであり、友人だ。彼もレオ(メッシ)も、ここに来ていたら良かったね」と話している。

 そのうえでS・ラモスは、「自分のことのようにうれしい。彼は受賞にふさわしいよ。素晴らしい選手だ。マドリーで非常に重要な時代を記した。人としても、脱帽だよ」と、モドリッチに賛辞を寄せた。

「(バロンドールを)レオにあげても、クリスチアーノにあげても、モドリッチにあげても、それは正しいだろう。ネガティブな側面やライバル関係を騒ぎ立てようとすべきじゃない。メッシが受賞したときにシャビやアンドレス(イニエスタ)が受賞しても正しかったはずだ」

 UEFAとFIFAの年間最優秀選手賞に輝いたモドリッチは、バロンドールも手にすることができるだろうか。そしてその時、C・ロナウドやメッシはどう反応するのだろうか。
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