悪童バロテッリが帰ってきた!「マンチーニ・アッズーリ」の初陣に30人を招集

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2018年05月20日

最大のトピックは指揮官の愛弟子の復帰。

念願の代表復帰を果たしたバロテッリ。ピッチに立てば14年W杯以来の代表戦となる。17-18シーズンのニースでは自己最多の年間26ゴールと好調だった。(C)REUTERS/AFLO

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 新生アッズーリが復権に向けてようやく動き始めた。FIGC(イタリア・サッカー連盟)は現地時間5月19日、イタリア代表の招集メンバー30人を発表した。5月28日にサウジアラビア代表、6月1日にフランス代表、同4日にオランダ代表と国際親善試合を戦う。
 
 昨年11月にロシア・ワールドカップ予選で実に60年ぶりの予選敗退を喫したアッズーリは、監督のジャン・ピエロ・ヴェントゥーラを解任。FIGCのカルロ・タベッキオ会長も辞任に追い込まれたものの後任が決まらないなどドタバタが続き、3月の連戦はU-21代表監督のルイジ・ディ・ビアージョが暫定的に指揮を執っていた。
 
 その後、FIGCの副コミッショナーに指名されたアレッサンドロ・コスタクルタ(元ミラン、イタリア代表DF)の下で代表監督選定に動き、2014~16年にも同職を務めたアントニオ・コンテ(チェルシー)とカルロ・アンチェロッティ(フリー)に断られた末、最終的にはロベルト・マンチーニ(元ゼニト)の招聘が5月14日に決まっていた。
 
 マンチーニ政権初陣で最大のトピックは、指揮官のインテルとマンチェスター・C時代の教え子であるFWマリオ・バロテッリが14年11月以来の復帰を果たしたこと。実力は誰もが認めるところだが、ディシプリンのなさと気難しい性格が災いとなりアントニオ・コンテとヴェントゥーラが監督の時代はチャンスが与えられなかった悪童は、再びエースの座を射止めるか。また、MFのダニエレ・バゼッリとロランド・マンドラーゴラがA代表に初招集され、DFのエメルソンとマッティア・カルダーラ、FWのドメニコ・ベラルティとマッテオ・ポリターノという代表キャップセロの若手も呼ばれている。
 
 一方、W杯予選敗退後に代表引退を宣言したGKジャンルイジ・ブッフォンとDFアンドレア・バルザーリ(ともにユベントス)に加えて、代表キャリアを続けるのか立場を保留していたDFジョルジョ・キエッリーニ(ユーベ)とMFダニエレ・デ・ロッシ(ロ―マ)は招集外となった。また、マルコ・ヴェッラッティ(パリSG)が怪我、3月にA代表デビューを飾っていたパトリック・クトローネ(ミラン)はU-21代表に回ったため、選外となっている。
 
 マンチーニ新監督の下、新生アッズーリはまず2年後のEURO2020を目指して戦う。
 
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