「異なる文化に触れたいと考えているのも事実」
スペインの巨星、フェルナンド・トーレスは日本にやってくるのか。日本メディアによる第一報を受けて、スペイン全国紙『Marca』も5月7日にその可能性を伝えた。
今シーズンいっぱいでアトレティコ・マドリーとの契約が満了となるトーレス。2015年1月にミランから古巣に帰還し、ジュニア時代から数えて16年間を過ごしたクラブに別れを告げるのだ。現在34歳ながら、ゴールセンスに錆び付きはほぼ見られず、ここまで公式戦42試合に出場して8ゴールを挙げている。
夏には移籍金ゼロのいわゆるボスマン・プレーヤーとなるだけに、世界的な知名度のあるカリスマの元には好条件のオファーが殺到しているようだ。『Marca』紙は「MLSのシカゴ・ファイアーは有力な新天地候補のひとつであり、中国スーパーリーグの北京人和も年明けから精力的にモーションを仕掛けている」とし、「そんななか、極東からもうひとつのクラブが名乗りを上げた。Jリーグのサガン鳥栖だ」と報じている。
「鳥栖からのオファーは年俸400万ユーロ(約5億2000万円)と推測される。目下残留争いにもがいているクラブは、スペインのアイコンを獲得することで、現在の良くない流れを変えようと躍起なのだ。彼らの前線にはビクトル・イバルボがいるが、実力も知名度もあるトーレスが来ればそのコロンビア代表FWに取って代わることになるだろう」
今シーズンいっぱいでアトレティコ・マドリーとの契約が満了となるトーレス。2015年1月にミランから古巣に帰還し、ジュニア時代から数えて16年間を過ごしたクラブに別れを告げるのだ。現在34歳ながら、ゴールセンスに錆び付きはほぼ見られず、ここまで公式戦42試合に出場して8ゴールを挙げている。
夏には移籍金ゼロのいわゆるボスマン・プレーヤーとなるだけに、世界的な知名度のあるカリスマの元には好条件のオファーが殺到しているようだ。『Marca』紙は「MLSのシカゴ・ファイアーは有力な新天地候補のひとつであり、中国スーパーリーグの北京人和も年明けから精力的にモーションを仕掛けている」とし、「そんななか、極東からもうひとつのクラブが名乗りを上げた。Jリーグのサガン鳥栖だ」と報じている。
「鳥栖からのオファーは年俸400万ユーロ(約5億2000万円)と推測される。目下残留争いにもがいているクラブは、スペインのアイコンを獲得することで、現在の良くない流れを変えようと躍起なのだ。彼らの前線にはビクトル・イバルボがいるが、実力も知名度もあるトーレスが来ればそのコロンビア代表FWに取って代わることになるだろう」
さらにアトレティコが2015年のプレシーズンマッチで鳥栖を訪れ、トーレスが地元ファンの前で好パフォーマンスを披露したことも紹介。「トーレスのヨーロッパにおける地位はもはやレジェンド級である。スペインの他のクラブでプレーすることも、プレミアリーグに戻ることもないだろう。彼自身、異なる地域でプレーし、異なる文化に触れたいと考えているのも事実。なかでもここ10年のアジアにおいて、トーレスはもっとも人気を博したビッグスターのひとりだ。現実味はあるだろう」と記している。
とはいえ、ビッグスターがキャリアの晩年を過ごす場所として定番化しつつあるMLSと中国リーグが、資金面を含めて、やはりアドバンテージを握っているだろうか。
とはいえ、ビッグスターがキャリアの晩年を過ごす場所として定番化しつつあるMLSと中国リーグが、資金面を含めて、やはりアドバンテージを握っているだろうか。