パイエとミトログルが好連係でゴール!
3月11日(現地時間)、リーグ・アン第29節が行なわれ、マルセイユが2-1でトゥールーズに勝利。左SBとして先発出場した酒井宏樹は、78分のミトログルの決勝ゴールで、起点となる縦パスを送るなど、勝利に貢献した。
右のサイドアタッカー、トバンがヨーロッパリーグ(EL)のアスレティック・ビルバオで負傷したことで、攻撃力の低下が懸念されたマルセイユは、このアウェーマッチで酒井を本来の右SBから左に移し、攻撃的プレーが得意なB・サールを右で起用した。
試合は10分、セットプレーからゴール前に入ったボールをグスタボが頭で落とし、オカンポスが詰めてアウェーチームが先制。序盤から攻勢のチームが幸先良くリードを奪ったことで、現在リーグ3位のマルセイユが、より楽に試合を進められると思われた。
右のサイドアタッカー、トバンがヨーロッパリーグ(EL)のアスレティック・ビルバオで負傷したことで、攻撃力の低下が懸念されたマルセイユは、このアウェーマッチで酒井を本来の右SBから左に移し、攻撃的プレーが得意なB・サールを右で起用した。
試合は10分、セットプレーからゴール前に入ったボールをグスタボが頭で落とし、オカンポスが詰めてアウェーチームが先制。序盤から攻勢のチームが幸先良くリードを奪ったことで、現在リーグ3位のマルセイユが、より楽に試合を進められると思われた。
しかし、17位のトゥールーズは底力を見せ、失点から9分後、SBのシラが右サイドをドリブルで突破してグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドから走り込んだムベレが合わせて同点とする。酒井はムベレへの対応が遅れて前に入られ、シュートを許してしまった。
徐々にポゼッションを高めるホームチームのペースで試合は進みながらも、両チームともに決定機を迎えたが、ここでマルセイユはマンダンダ、トゥールーズはラフォントの両GKが好守を披露して、互いに次の1点を与えない。
マルセイユは後半、攻撃力を活性化させるために、アマビ、パイエ、そしてミトログルを次々に投入していく。
そして78分、酒井が縦パスを前線へ入れ、パイエがこれをスルーして右に流れ、前方でボールを受けたミトログルからダイレクトでパスを受ける。ペナルティーエリアの右深くに侵入したパイエが速いライナー性のクロスを入れると、ファーサイドでミトログルがぴったりダイレクトで合わせ、ボールはクロスバーを叩きながらゴールラインを越えた。
酒井を起点に、交代選手2人の好連係で勝ち越しゴールを奪ったマルセイユは、残り時間でトゥールーズの反撃をかわしながら、逆にカウンターでチャンスを作るなど主導権を握り続け、リーグ戦では3試合ぶりとなる勝利を敵地で飾った。
マルセイユは15日にELでビルバオとの第2レグを敵地で戦い、その3日後、勝点5差で4位につけるリヨンとリーグ30節で対戦する。