ともに譲らぬ白熱の攻防は終盤戦で決着。
前橋育英が悲願の初優勝を果たした。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防を見せた。ともに球際でのチェックが厳しく、なかなかゴールチャンスを作れない。しかし、徐々に前橋育英が持ち前のパスワークを駆使して流経大柏ゴール前へと迫ると、前半終了間際には今大会7得点の飯島陸(3年)がマンマークに付かれていた三本木達哉(3年)をかわして右足のシュートを放つが、惜しくもゴールポストを叩く。前半は0-0で終了する。
後半も序盤こそ互角の展開となったが、徐々に前橋育英が攻勢に出る。後半には再びペナルティエリア内に進入にした五十嵐理人(3年)のシュートがクロスバーを叩く。前橋育英は、その五十嵐に代わって185センチの大型FW宮崎鴻(3年)を投入すると、さらに攻勢を強め、流経大柏を自陣に押し込み、波状攻撃を仕掛ける。
しかし、流経大柏は再三のピンチをGK薄井覇斗(3年)、CBの関川郁万(2年)らを中心に身体を張った守備で凌いでいく。後半33分すぎにはCKから前橋育英に至近距離から3本の決定的なシュートを撃ち込まれたが、見事なブロックで阻んでみせた。
そして試合を決めるゴールが生まれたのは後半アディショナルタイム。前橋育英は、FW榎本樹(2年)が強烈なシュートを叩き込み、ゴールネットを揺らす。ついに均衡が破れた。
試合はこのまま1-0でタイムアップ。前橋育英が勝利し、悲願の初優勝を決めた。
【男子決勝PHOTO】流経大柏0-1前橋育英 悲願の初優勝!後半AT弾で流経大柏との死闘を制す!
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