６月21日、全国高校総体（インターハイ）の地区予選は茨城で決勝戦が行なわれ、鹿島学園が本大会行きの切符を掴んだ。
 
　大雨と強風に見舞われた決勝戦。鹿島を相手に先手を取ったのは鹿島学園だった。開始11分に右サイドを崩すと、最後はこぼれ球に反応した主将の梶野航平が頭で押し込んだ。これで試合を優位に進めると、後半16分にはカウンターから橋口凛樹が追加点を奪取。タイムアップまで集中力を切らさなかった鹿島学園が２年連続７回目の出場を決めた。
 
　今年のインターハイ本大会は宮城県内各地で開催され、７月28日に開幕、８月４日に決勝戦を迎える（女子は７月30日～８月４日）。出場枠は男子が55チーム（女子が16チーム）で、６月21日現在で、50チームの出場が決定。残るは東京（２枠）、埼玉（２枠）、栃木の５代表校で、今週末に雌雄を決する。

　初出場は名経大高蔵、近江、日本文理、市立尼崎、東海大相模の５チーム。

　出場決定校および各地区予選決勝の日程は、以下の通り。

平成29年度インターハイ　男子出場校一覧
北海道　北海道大谷室蘭（４年ぶり30回目の出場）
　　　　旭川実（２年ぶり５回目の出場）
青　森　青森山田（18年連続21回目の出場）
岩　手　遠野（４年ぶり20回目の出場）
秋　田　秋田商（３年連続33回目の出場）
宮　城　仙台育英（２年連続18回目の出場）
　　　　東北学院（17年ぶり10回目の出場）
山　形　山形中央（２年連続11回目の出場）
福　島　尚志（８年連続10回目の出場） 
茨　城　鹿島学園（２年連続７回目の出場）
栃　木　決勝／６月25日（日）  
群　馬　前橋育英（３年ぶり14回目の出場）
埼　玉　準決勝／６月24日（土）　昌平vs浦和学院、西武台vs浦和西
　　　　決勝／６月25日（日）※２枠
千　葉　流経大柏（３年連続14回目の出場）
　　　　市立船橋（５年連続27回目の出場）
東　京　準決勝／６月24日（土）　関東一vs國學院久我山、実践学園vs東海大菅生
　　　　決勝／６月25日（日）※２枠    
神奈川　東海大相模（初出場）
　　　　日大藤沢（２年ぶり８回目の出場）
山　梨　帝京三（２年ぶり10回目の出場）
新　潟　日本文理（初出場）
長　野　市立長野（２年連続２回目の出場
富　山　富山一（４年ぶり26回目の出場）
石　川　星稜（６年連続26回目の出場）
福　井　丸岡（３年ぶり30回目の出場）
静　岡　静岡学園（２年連続６回目の出場）
愛　知　中京大中京（５年連続20回目の出場）
　　　　名経大高蔵（初出場）
岐　阜　帝京大可児（２年連続５回目の出場）
三　重　三重（２年連続４回目の出場）
滋　賀　近江（初出場）
京　都　京都橘（２年連続４回目の出場）
奈　良　一条（２年連続７回目の出場）
和歌山　初芝橋本（３年ぶり14回目の出場）
大　阪　東海大仰星（12年ぶり３回目の出場）
　　　　阪南大高（４年ぶり２回目の出場）
兵　庫　市立尼崎（初出場）
鳥　取　米子北（10年連続13回目の出場）
島　根　立正大淞南（10年連続12回目の出場）  
岡　山　岡山学芸館（３年連続４回目の出場）
広　島　広島観音（10年ぶり３回目の出場）
山　口　高川学園（３年ぶり21回目の出場）
香　川　四国学院大香川西（２年連続10回目の出場）
徳　島　徳島市立（４年連続16回目の出場）
愛　媛　済美（10年ぶり４回目の出場）
高　知　明徳義塾（２年ぶり９回目の出場）
福　岡　東福岡（６年連続15回目の出場）
佐　賀　佐賀東（２年連続13回目の出場）  
長　崎　長崎総科大附（２年連続３回目の出場）
大　分　柳ケ浦（３年ぶり２回目の出場）
熊　本　東海大星翔（39年ぶり２回目の出場）
宮　崎　日章学園（２年連続13回目の出場）
鹿児島　神村学園（６年ぶり４回目の出場）
沖　縄　那覇西（２年連続15回目の出場） 
 
平成29年度インターハイ　女子出場校一覧
北海道　北海道大谷室蘭（４年ぶり３回目の出場）
東　北　常盤木学園（宮城／２年連続５回目の出場）※開催地枠
　　　　明成（宮城／初出場）
　　　　桜の聖母学院（福島／２年連続２回目の出場）
関　東　星槎国際湘南（神奈川／２年連続２回目の出場）
　　　　前橋育英（群馬／３年連続３回目の出場）
　　　　日本航空（山梨／３年ぶり３回目の出場）
東　海　藤枝順心（静岡／６年連続６回目の出場）
　　　　聖カピタニオ女子（愛知／３年連続３回目の出場）     
北信越　福井工大福井（４年ぶり３回目の出場）
関　西　日ノ本学園（兵庫／６年連続６回目の出場）
　　　　大商学園（大阪／２年ぶり４回目の出場）
中　国　作陽（岡山／５年連続５回目の出場）
四　国　四国学院大香川西（香川／２年連続２回目の出場）
九　州　柳ヶ浦（大分／初出場）
　　　　鎮西学院（長崎／３年連続４回目の出場）