「ここまで来たのもこのメンバーが居たからこそ」とタイトル奪取を誓う。
チャンピオンシップ準決勝・鹿島戦を前に、大久保嘉人が報道陣の質問に答えた。大一番の前日となる22日の練習後、麻生グラウンドを訪れた多くのテレビカメラ、取材陣を前に取材対応した。
まず、試合直前の今の心境を聞かれた大久保は「一発勝負なので。それもホームでできるので、本当こっちからどんどん仕掛けていきたいと思っています」と述べて、強気な姿勢を見せている。前から果敢にプレスに来るであろう鹿島には、強気な姿勢と自信を持ったプレーで対抗するしかない。そういう意味で理に適った発言に思えた。
またチーム状態についても「すごくいい感じで来てると思いますし、雰囲気もいい。みんな明日を楽しみにしていると思います」と述べて、チームの士気が上がっていることを窺わせた。
対戦相手の鹿島については「こういう一発勝負の戦い方を知ってるチームだと思いますし、すごく手強いチームじゃないかなと思います」と警戒。その手強い相手との苦戦させられたリーグ戦での対戦を振り返り「あの試合は思ったようにいかなかったけれど、勝てたというのはチームとして自信が付いたと思います」と話している。
レギュレーション上、引き分けでも勝ち上がれるのだが、その点については「引き分けでも(上に)いけますが、引き分けを考えるとたぶんフロンターレは勝てないと思うので、そこは考えず、最初から飛ばしていけたらと思ってます」と飽くまでも勝利を目指す姿勢を明確にしている。
このチャンピオンシップを前に、川崎市内では商店街などが協賛し、街中を青く染めようと活動が進んでいる。その点について問われると、地域密着型のクラブとしての歴史と活動とを念頭に「商店街でゴミ拾いとかしますし、街の人たちも一緒になってやってくれるので、選手も喜んでできる。それがあったからこそ地域密着型のチームになっていると思う。そこは選手としても嬉しいし、一緒に最後まで戦いたい」と口にしつつ「フロンターレはそれでも優勝できてないので、今度こそという思いは絶対にあると思います」と述べ、悔しさの歴史にピリオドを打つことを誓った。
来季、すでに移籍を表明している大久保にとって、川崎の一員として戦える試合数はわずかとなった。だからこそ残された数少ない試合を前に「ここまで来たのもこのメンバーが居たからこそなので、そこで最後はひとつになって、一緒に優勝したいという気持ちがあります」と話していた。
取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
まず、試合直前の今の心境を聞かれた大久保は「一発勝負なので。それもホームでできるので、本当こっちからどんどん仕掛けていきたいと思っています」と述べて、強気な姿勢を見せている。前から果敢にプレスに来るであろう鹿島には、強気な姿勢と自信を持ったプレーで対抗するしかない。そういう意味で理に適った発言に思えた。
またチーム状態についても「すごくいい感じで来てると思いますし、雰囲気もいい。みんな明日を楽しみにしていると思います」と述べて、チームの士気が上がっていることを窺わせた。
対戦相手の鹿島については「こういう一発勝負の戦い方を知ってるチームだと思いますし、すごく手強いチームじゃないかなと思います」と警戒。その手強い相手との苦戦させられたリーグ戦での対戦を振り返り「あの試合は思ったようにいかなかったけれど、勝てたというのはチームとして自信が付いたと思います」と話している。
レギュレーション上、引き分けでも勝ち上がれるのだが、その点については「引き分けでも(上に)いけますが、引き分けを考えるとたぶんフロンターレは勝てないと思うので、そこは考えず、最初から飛ばしていけたらと思ってます」と飽くまでも勝利を目指す姿勢を明確にしている。
このチャンピオンシップを前に、川崎市内では商店街などが協賛し、街中を青く染めようと活動が進んでいる。その点について問われると、地域密着型のクラブとしての歴史と活動とを念頭に「商店街でゴミ拾いとかしますし、街の人たちも一緒になってやってくれるので、選手も喜んでできる。それがあったからこそ地域密着型のチームになっていると思う。そこは選手としても嬉しいし、一緒に最後まで戦いたい」と口にしつつ「フロンターレはそれでも優勝できてないので、今度こそという思いは絶対にあると思います」と述べ、悔しさの歴史にピリオドを打つことを誓った。
来季、すでに移籍を表明している大久保にとって、川崎の一員として戦える試合数はわずかとなった。だからこそ残された数少ない試合を前に「ここまで来たのもこのメンバーが居たからこそなので、そこで最後はひとつになって、一緒に優勝したいという気持ちがあります」と話していた。
取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)