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【J1展望】2ndステージ・10節|浦和 - 柏│浦和は興梠と李、柏は大津――アタッカーの起用法が鍵を握る

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年09月10日

浦和――槙野が先発に復帰し、守備陣は盤石に。 柏――主将の大谷が戦列に戻り、逆転Vへ勢いをつけたい。

故障者/浦和=石原 柏=増嶋、輪湖
出場停止/浦和=なし 柏=なし

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J1リーグ 2ndステージ・10節
浦和レッズ - 柏レイソル
9月11日(金)/19:30/埼玉スタジアム2002

浦和レッズ

第2ステージ成績:(9節終了時):9位 勝点14 4勝2分3敗 11得点・12失点
年間成績(26試合終了時):2位 勝点55 16勝7分3敗 50得点・29失点

【最新チーム事情】
●ナビスコカップで敗退したなか「強み」を再発見。
●中1日の興梠はベンチ? 李が攻撃のキーマンに!
●負傷で代表を辞退した槙野は先発復帰が確実。
●雨中の紅白戦で指揮官が激怒し、闘う姿勢を改めて求める。
 
【担当記者の視点】
 浦和は前節の横浜戦で0-4、ナビスコカップ準々決勝の新潟との第1戦で0-5と2試合連続で大敗を喫し、ペトロヴィッチ監督が「危機的状況にある」と警鐘を鳴らした。すると、その直後の新潟との第2戦を3-0で勝利。ナビスコカップの準決勝進出はならなかったが、阿部が「前から、前からといける浦和は強い」と語ったように、自分たちの強みを再発見できたのは収穫に挙げられる。
 
 日本代表に遠征に参加した西川と興梠、スロベニア代表に招集されたズラタンが合流したのは柏戦の前日。CFの一番手である興梠、その座を脅かしつつあったズラタンは時差の影響もあり、スタメンは微妙だ。
 
 それだけに、6日の新潟戦で久々のゴールを決めて昇り調子の李が、攻撃のキーマンになるのは間違いない(もちろん、アフガニスタン戦に出場しなかった興梠が、この一戦で先発する可能性は決してゼロではないが……)。
 
 李は「(興梠とズラタンの)ふたりよりも、自分はゴール前で良さを出さなくてはいけない」と、古巣との一戦だけに意欲を燃やす。また武藤も「(李は)マークを引きつけて走り込んでくれる。そのスペースを狙いたい」と、攻略のイメージは共有できている。
 
 また、柏対策の守備面にも時間を割いてきた。リベロの那須は「レイソルはカウンター一辺倒ではないので、バランスの良い守備をしたい」と対策を語る。
 
 加えて、ペトロビッチ監督が雨中の紅白戦で気の抜けたプレーを見て激昂する場面があった。負傷が癒えて先発復帰が確実な槙野は、「改めて勝利への欲求をチーム内で徹底したい」と貪欲に勝点3を目指すことを強調。闘争心を前面に押し出し、上昇気流に乗る1勝をチームの総力を結集して掴み取りたい。

 柏レイソル
2ndステージ成績(9節終了時):3位 勝点19 6勝1分2敗 14得点・8失点
年間成績(26試合終了時):8位 勝点37 10勝7分9敗 36得点・33失点
 
 【最新チーム事情】
●戦列を離れていた大谷が、今節はスタメン復帰か?
●ナビスコカップは敗退したが、吉田監督は第1戦で出場した若手のプレーを評価。
●工藤とクリスティアーノに加え、ナビスコカップ2得点のエデルソンも調子は上向き。
 
【担当記者の視点】
 柏は9月6日のナビスコカップ準々決勝、神戸との第2戦に3-2で勝利したが、2戦合計3-4と1ゴール及ばず、4年連続のベスト4進出を逃した。ただし、第2戦で見せたプレーの質、アグレッシブな姿勢は評価できるものだった。
 
 前節の甲府戦とナビスコカップの第2戦では、工藤、クリスティアーノ、エデルソンの前線3人が得点に絡む活躍を見せており、ここにきて攻撃面の充実ぶりを感じさせる。また、怪我から復帰した大津はまだ本調子でないものの、ドリブルで打開できる“背番号10”がベンチに控えるのは十分脅威になるはずだ。
 
  さらにACLの広州恒大戦から欠場していた大谷だが、ナビスコカップ準々決勝第2戦のベンチ入りを経て、今節のスタメン復帰が濃厚だ。チームの大黒柱であるキャプテンの復帰はなにより大きい。
 
  勝点3差の首位・鹿島を追い抜くためには、このアウェーの浦和戦は負けることは許されない。同時に15日に控える広州恒大戦(第1戦は1-3で敗戦)での逆転を狙うためにも、しっかり結果を残して中国へ向かいたい。
 
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