加部 究 新着記事

【識者コラム】様々なレベルの試合が混在するアジア。今後はテーマに即した選考・采配が必要

 どこに伸びしろがあり、なにをしなければならないかは分かっているが、あまりにも時間がない。どうやらそれがヴァイッド・ハリルホジッチ監督の本音だ。ほとんど攻撃練習に終始することが分かり切ったカンボ... 続きを読む

【識者の視点】非効率と矛盾を孕む代表強化。位置づけが曖昧だった東アジアカップで得たものは?

 現状の日本代表は、別次元のノルマ(目標)をふたつ抱えていると考えるべきだろう。 世界へ出れば挑戦者の日本は、アジア内ではターゲットになる。ワールドカップでベスト8を目指しながら、アジア予選は確... 続きを読む

【識者コラム】日程、補強、コンディショニング… 浦和の無敗優勝を後押しした「プラスの連鎖」

 浦和にとって、すべてが第1ステージ制覇のために淀みなく流れた。逆に依然として戦国模様が継続中のリーグを無敗で突っ走るには、こうしたプラスの連鎖が不可欠だったのかもしれない。  まず公式戦3連敗で... 続きを読む

【識者の視点】今後の代表強化にも影を落とすシンガポール戦のドローが持つ意味

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、実に正直に胸の内を明かしたと思う。「私は負けるかもしれないと、それが少し怖かった。これほどのチャンスを決められないと、逆に最後の最後に決められて終わる。しかし... 続きを読む

【識者の視点】棒立ちの相手にパスは回ったが、強化としては「?」 協会は過去の教訓を活かすべき

 日本代表は、大観衆の前で一方的に攻撃のトレーニングを行なった。【PHOTOギャラリー】日本 4-0 イラク 「選手たちは、私の要求にしっかりと応えて、ハイレベルなアクションを起こしてくれた。速さ、3... 続きを読む

【識者コラム】「日本代表の座は誰にも保証していない」と言い切るハリルホジッチ監督。歴代指揮官と大きく異なる戦略とは?

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が提示した日本代表改革案は、まるで歴史を熟知した上で反省点を炙り出したかのようだった。  前任のアルベルト・ザッケローニ監督は、途中からメンバーを固定して「自分たち... 続きを読む

【識者コラム】災いは福に転じたか――奥深い能力の一端を示した新監督の辣腕ぶり

 80分、全員が前がかりに出て3点目を奪われたウズベキスタンは、9か月前の日本代表と瓜二つだったのかもしれない。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、敢えてブラジル・ワールドカップのコロンビア戦を... 続きを読む

【識者コラム】日本代表の「再生」が想像以上に困難を伴うミッションだと感じた理由

 半年間という失った時間の大きさを、改めて思い知らされた新監督のデビュー戦だった。  どんな監督も新チームは自分の色に染めたい。前任のハビエル・アギーレは、札幌でのウルグアイ戦で実際に見たこともな... 続きを読む

【識者コラム】プライドを示した自己紹介に、誰もが行き着くスタイルを示唆…。新監督会見から読み取れたもの

 寡黙との風評を耳にしていただけに、確信に満ちた饒舌ぶりには少々面喰った。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、成功体験が蓄積し、しかも今脂の乗り切った指導者らしい自信を漲らせ「日本代表を復活させ... 続きを読む

【識者コラム】いよいよJ開幕――2ステージ制不要論を巻き起こす「真の王者」の誕生に期待

 J1はシーズンを重ねるごとに、優勝と残留、ふたつの争いの境目が、ますます判りにくくなっている。昨年の徳島に象徴されるように新参者にとってハードルは高いのだが、逆にG大阪、柏、広島などが証明した... 続きを読む

【日本代表コラム】新監督に求めたい新戦力を大胆に抜擢する度量 最適任はクルピか

 2010年南アフリカ・ワールドカップは、日本サッカー界の大きな転換点となった。  協会内では岡田武史監督が本大会で採用した守備的なスタイルを今後の指針にするわけにはいかないとの反省があったが、国... 続きを読む

【日本代表コラム】全世代がアジア8強敗退、18歳以降で広がる世界との差 抜本的改革が急務だ

 アジアカップの準々決勝敗退で、日本代表は昨年のU-16、U-19、U-21に続き、すべてのカテゴリーでベスト4進出に失敗した。  もちろん今回のアジアカップやU-19アジア選手権、どちらの準々決... 続きを読む

【日本代表コラム】就任から6試合を経て臨むアジアカップ “疑惑”のアギーレ監督に問われるものとは?

 日本は過去アジアカップに7度出場し4度優勝している。  ただし本格的に準備をして臨んだのは1992年以降なので、実質的には6度出場で4度優勝という見方もできる。つまり3分の2は優勝をしており、決... 続きを読む

【J1コラム】大混戦の優勝争いに見る「戦国Jリーグ」の現在地とは――

 間違いなく裾野の広がりは実感する。  J1からJ2まで紙一重の力を持つクラブが、着実に日本列島に浸透している。  2部から昇格したG大阪が三冠を達成すれば、おそらく後にも先にも世界に例を見ない快挙... 続きを読む

【日本代表 コラム】「ザック時代」とは似て非なる選手起用と戦いぶりを見せたアギーレ

 前半の攻防が明暗を分けた。  新体制でスタメン平均25.6歳と若返ったオーストラリアは、初冬を迎えた大阪の好コンディションを満喫するかのように、序盤から飛ばして来た。日本の最終ラインまで厳しいプ... 続きを読む

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