熊崎敬 新着記事

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】ACLで大苦戦 「球際に弱い」日本サッカーのなぜ

 ACLグループステージは3節を消化して、日本勢3チームが敗退の危機に立たされている。2勝1分けの柏を除けば、浦和と鹿島が3戦全敗、G大阪が1分け2敗と勝利から見放されている。  ACLでの不振に... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「自分たち次第」と「相手次第」 哲学がぶつかり合った川崎対神戸の好勝負

 2-2の引き分けに終わった川崎と神戸の一戦は、今季のJリーグでも一、二を争う好勝負になるかもしれない。 ゴールライン上でクリアされた大久保のシュートが得点に認められる判定は疑問が残るが、スリリ... 続きを読む

「効果的な選手」の言葉から見える勝負勘――旧ユーゴ出身のハリルホジッチだからこそ、バラ色の日々を期待したい

 私はいま代表監督就任会見の直後に、本稿を書いている。  就任会見というのは、新監督とチームにとって結婚披露宴のようなもの。監督が代わったからといって、チームの能力が劇的に変わるわけではない。だが... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「フォルランのFK3部作」は駆け引きの妙&「約束」を果たした浦和の公式戦初勝利

 剃刀のように鋭いミドルシュート。東京VとのJ2開幕節で、フォルランがワールドクラスのゴールを決めた。  相手GK佐藤は懸命な跳躍を見せたが、ボールはその努力を嘲笑うような絶妙なコースに突き刺さっ... 続きを読む

新連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「やってはいけないこと」をやってしまった浦和の敗北

 浦和レッズがブリスベン・ロアーに0-1と敗れ、公式戦3連敗を喫した。ACLでは2連敗。早くもグループリーグ突破に赤信号が点った。  ブリスベン戦の敗因は、試合運びの拙さに尽きる。やってはいけない... 続きを読む

【データで見るACL】韓・中・豪に5勝14敗…日本は一発勝負に弱すぎる?

 今季で13回目を迎えるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)。過去12シーズンの東地区4強(日本、韓国、中国、オーストラリア)の成績を比較すると、興味深い事実が浮かび上がる。  東地区、いや、ア... 続きを読む

アギーレは日本サッカーとどう向き合い、何を変えようとしていたのか

 就任からわずか半年で日本代表のハビエル・アギーレ監督が解任された。成績は6勝2分け2敗。先のアジアカップでは、5大会ぶりの準々決勝敗退という結果に終わった。  結果が出ていたとは言い難いが、私は... 続きを読む

【アジアカップ 取材ノート】“悪路”に負けない「本物のテクニック」とは何か

 いま私はオーストラリアからの帰路、立ち寄ったマレーシアを旅しながら、日本がベスト8に終わったアジアカップを振り返っている。  私はアジアカップを決勝まで観戦した。日本の報道陣の大半は日本が負けた... 続きを読む

【アジアカップ】不屈のサッカルーズ 最後まで戦い抜いた感動の戴冠

 優勝まで残りわずか……。 スタジアム・オーストラリアにつめかけた大観衆が、赤く染まった韓国人を除いて総立ちになった。巨大なスタジアムが男たちの野太い歌声に揺れる。そ... 続きを読む

【アジアカップ】“つなぐ”サッカルーズ、決勝への期待と不安|オーストラリア 2-0 UAE

 キックオフから14分で、勝負はほとんど決まってしまった。  3分、ルオンゴの右CKをセインズバリーが頭で叩き込む。UAEのマークはケイヒルに集中。ワンテンポあとに飛び込んできたセインズバリーを、... 続きを読む

【アジアカップ】逞しさを増す韓国、55年ぶりの優勝に王手|準決勝 韓国 2-0 イラク

 グループリーグからの連続無失点を5試合に更新。韓国がイラクを2-0で退け、1960年自国大会以来、実に14大会ぶり3度目の優勝に王手をかけた。  グループリーグでは風邪が蔓延、さらにイ・チョンヨ... 続きを読む

【日本代表コラム】「自分たちのサッカー」に陥った日本 “無邪気な”UAEを崩せず敗退

 シュートを35本放った日本が1点。3本放ったUAEが1点。 PK戦を終えて喜んだのは、120分間守り続けたUAEだった。  開始7分に不用意な失点を喫した日本は、81分の柴崎のゴールで延長戦に持... 続きを読む

【中国 0-2 オーストラリア】分かっていても止められない!“日本の天敵”ケイヒルが開催国を4強へ導く

 開催国オーストラリアがエース、ケイヒルの2ゴールで中国に快勝(2-0)。準決勝に駒を進めた。日本が準々決勝でUAEを下せば、1月27日(火)、ニューカッスルで決勝進出を懸けて対戦することになる。... 続きを読む

【日本代表コラム】しっかり稼働した「日本の工場」|ヨルダン戦レビュー

 3戦全勝無失点。日本代表が安定した戦いでグループDを首位通過した。  負ければ敗退の危機も迎えるヨルダン戦、日本はイラク戦がそうだったように隙のない試合運びを見せた。  相手の前線(2トップ+トッ... 続きを読む

【アジアカップ 識者の視点】勢いに乗せたら厄介なヨルダン サイドでのボール保持がカギに

 引き分け以上でグループ首位通過が決まるヨルダン戦。過去の対戦成績は1勝3分け1敗と互角で、決して侮れない。  アジアカップでは2004年中国大会の準々決勝で対戦し、このときは薄氷のPK勝ち。11... 続きを読む

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