1994年アメリカ大会準々決勝・スウェーデン対ルーマニア戦。両チームひとりずつが外して迎えた5人目で、スウェーデンGKトーマス・ラベリのセーブが炸裂した。外したのは、母国からの亡命、亡命先ユーゴスラビアでの内戦勃発など、波乱の人生を経てルーマニア代表に復帰していたミオドラグ・ベロデディチだった。 (C) Getty Images
1982年スペイン大会準決勝・西ドイツ対フランス戦。ワールドカップ史上、PK戦でのファーストキッカーとなったのはフランスのアラン・ジレス。最初に決めたのも彼である。 (C) Getty Images
1982年メキシコ大会準決勝・西ドイツ対フランス戦。こちらはウリ・シュティーリケの失敗場面。ワールドカップ史上、PK戦で失敗した最初の選手となった。 (C) SOCCER DIGEST
1986年メキシコ大会準々決勝・フランス対ブラジル戦。ソクラテス、ミシェル・プラティニが外す波乱が起こった戦いは、最後にルイ・フェルナンデスが決めてフランスが制した。 (C) SOCCER DIGEST
1986年メキシコ大会準々決勝・西ドイツ対メキシコ戦。ハラルド・シューマッハーがふたつのセーブを見せ、西ドイツが開催国を下した。写真はローター・マテウスの成功場面。 (C) SOCCER DIGEST
1986年メキシコ大会準々決勝・ベルギー対スペイン戦。意外なほどリラックスしていたベルギーは全員が決め、初のベスト8進出を決めた。名GKジャンマリー・プファフはエロイ・オラジャのキックをセーブして、勝利の立役者となった。 (C) SOCCER DIGEST
1990年イタリア大会決勝トーナメント1回戦・アイルランド対ルーマニア戦。GKパット・ボナーがダニエル・ティモフテのキックを止める。アイルランドは1勝もしないまま、ベスト8進出を決めた。 (C) Getty Images
1990年イタリア大会準々決勝・アルゼンチン対ユーゴスラビア戦。東欧のテクニシャン集団ユーゴに苦しんだアルゼンチンだが、PK戦ではこの大会途中から正GKとなったセルヒオ・ゴイコチェアが好セーブを見せ、チームを準決勝へ導いた。 (C) Getty Images
1990年イタリア大会準決勝・アルゼンチン対イタリア戦。2戦続けてのPK戦となったアルゼンチンは余裕があったアルゼンチンは4人全員が成功。ユーゴ戦で外したディエゴ・マラドーナも難なく決めた。写真はフリオ・オラルティコエチェアの成功場面。 (C) SOCCER DIGEST
1990年イタリア大会準決勝・西ドイツ対イングランド戦。イングランドが好プレーを見せた120分間を経て突入したPK戦では、イングランドの不惑のGK、ピーター・シルトンがコースは読むものの、ボールのスピードには追いつけなかった。快進撃と続けてきた西ドイツは辛うじて決勝へ。マテウスが外したクリス・ワドルを慰める。 (C) Getty Images
1994年アメリカ大会決勝トーナメント1回戦・ブルガリア対メキシコ戦。大会前から注目されていたド派手なユニフォームがトレードマークの小柄なGKホルヘ・カンポスは、PK戦でも驚異的な俊敏性と跳躍を披露。しかし、ブルガリアのボリスラフ・ミハイロフがそれを上回った。 (C) SOCCER DIGEST
1994年アメリカ大会決勝・ブラジル対イタリア。ワールドカップ史上初の、決勝戦でのPK戦。最終キッカー、ロベルト・バッジョの放ったボールは、クロスバーを越えていった。イタリアを決勝まで導いた男が、自らの右足でイタリアの運命を決した。 (C) Getty Images
1998年フランス大会決勝トーナメント1回戦・アルゼンチン対イングランド。デイビッド・ベッカムがディエゴ・シメオネへの報復行為で退場になった一戦は、PK戦まで突入した。息詰まる戦いは、イングランド5人目のデイビッド・バッティが外して幕を閉じた。 (C) Getty Images
1998年フランス大会準々決勝・フランス対イタリア戦。開催国は120分を通して攻勢を維持するも得点を上げられず、嫌なムードでPK戦を迎えた。しかし、プレッシャーに負けることなく4人が成功。イタリアの・ルイジ・ディ・ビアージョのシュートがクロスバーを叩いた瞬間、初優勝への道が一気に拓けた。 (C) Getty Images
1998年準決勝・ブラジル対オランダ戦。この大会で最もハイレベルな試合を展開した後のPK戦では、クラウディオ・タファレルとエドウィン・ファン・デル・サールという名手が競い合い、ブラジルの守護神が魅せた。試合後、マリオ・ザガロ監督が見せた涙が印象的だった。 (C) Getty Images
2002年決勝トーナメント1回戦・スペイン大会アイルランド戦。名手イケル・カシージャスのふたつのセーブ(もうひとつはクロスバー直撃)で、スペインは2大会ぶりにベスト8へ進出した。 (C) Getty Images
2002年準々決勝・韓国対スペイン戦。PK戦では大観衆に後押しされて韓国は5人全員が成功した。しかし120分の間に起こった数々の微妙な判定が、後味の悪さを残した。 (C) Getty Images
2006年ドイツ大会決勝トーナメント1回戦・ウクライナ対スイス。ワールドカップでのPK戦において、ひとりも決められないで終わったのは、この時のスイスだけである。 (C) Getty Images
2006年ドイツ大会準々決勝・ドイツ対アルゼンチン戦。ドイツのGKイェンス・レーマンが、相手選手のPKの傾向を記したメモをストッキング内に忍ばせ、キックのたびに確認する様子が話題となった。 (C) Getty Images
2006年ドイツ大会準々決勝・ポルトガル対イングランド戦。イングランドはこれでPK戦3敗目となった。普段は堂々としている選手たちが、PK戦の際には緊張感に押しつぶされそうな表情をしていたのが印象的だった。写真はポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドが決めた場面。 (C) Getty Images
2006年ドイツ大会決勝・イタリア対フランス戦。延長戦でのジネディーヌ・ジダン退場という衝撃も冷めやらぬまま迎えたPK戦で、イタリアは5人全員が決めた。12年前の悔しさをここで晴らした。 (C) Getty Images
2006年ドイツ大会決勝・イタリア対フランス戦。敗北後のフランスGKファビアン・バルテス。 (C) Getty Images
2010年南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦・パラグアイ対日本戦。攻めきれなかった日本と、何とか凌いで狙い通りにPK戦に持ち込んだパラグアイ――。その違いが、PK戦での両チームの精神状態に表われたということだろうか。 (C) Getty Images
2010年南アフリカ大会準々決勝・ウルグアイ対ガーナ戦。延長後半ロスタイムに得たPKを決められなかったガーナは、悪い精神状態のままPK戦に臨んで敗れた。試合後、得点機を阻んだルイス・スアレスのハンドをめぐり、大論争が巻き起こった。 (C) Getty Images
2014年ブラジル大会決勝トーナメント1回戦・ブラジル対チリ戦。開催国絡みの試合が今大会のPK戦第1号となった。ブラジルからすれば、チリの勢いを凌ぎ切ってPK戦に持ち込んだ、という何とも苦しい形だった。 (C) Getty Images
2014年ブラジル大会決勝トーナメント1回戦・ブラジル対チリ戦。アレクシス・サンチェスのシュートを止めるGKジュリオ・セーザル。試合後には歓喜の涙を流した。 (C) Getty Images
2014年ブラジル大会決勝トーナメント1回戦・コスタリカ対ギリシャ戦。今大会屈指の守護神といわれるコスタリカのケイラー・ナバスが魅せ、驚異的な粘りを見せたギリシャを下した。 (C) Getty Images
2014年ブラジル大会準々決勝・オランダ対コスタリカ戦。PK戦用に投入されたGKティム・クルルがふたつのセーブを披露して、任務を完遂した。キッカー4人のコースを突いた堂々たるキックも見事と言うしかなかった。 (C) Getty Images
2014年ブラジル大会準決勝・アルゼンチン対オランダ戦。高度な戦術の応酬の末に11メートル対決に持ち込まれ、アルゼンチンが4人全員成功で90年大会以来の決勝進出を果たした。 (C) Getty Images
神に祈り、自身の技術と精神力に全てを委ねる。PK戦とは、GKにとっては自身で試合を決められる数少ない機会であり、最大の試練にして最高の桧舞台である(写真はコスタリカのケイラー・ナバス)。 (C) Getty Images




















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