今シーズンのJ１リーグで、初のハットトリックを達成した柏レイソルのオルンガが、インスタグラム上でライバルとなる外国人Jリーガーたちと興味深いやり取りをかわしている。

　オルンガは７月26日の７節・ベガルタ仙台戦で、40分に瀬川からのクロスをジャンプヘッドでねじ込んだゴールを皮切りに、58分、73分と加点し、３ゴールを奪取。チームは５-１で快勝するとともに３連勝と完全に波に乗っている。

　この柏の快進撃をここ３戦６発という大爆発ぶりで牽引するのがオルンガだ。そのケニア代表FWが28日、自身のインスタグラムを更新し、ハットトリックを達成した仙台戦の写真を公開。ふたつのプレー写真とゴール後にアシストをした江坂任に飛び乗って喜ぶ写真の３点を披露した。

　すると、しばらくしてこの投稿に北海道コンサドーレ札幌のジェイが反応。「僕は２点目のゴールは、素晴らしいスルーパスに、素晴らしい走りとフィニッシュだったと思う。でもあのパスは想像力があって、本当に正確だった」と見解を述べるとともに、オルンガと江坂のホットラインで奪った２点目のプレーを大絶賛。とりわけ、江坂のスルーパスに心底惚れ込んだようだ。

　先輩Jリーガーのジェイからの返信に、オルンガも次のようなコメントを寄せる。
「あのパスは正確だったよ、ブラザー。ありがとう、ブラザー。僕にもっと点を取るためのヒントをくれないか？」

　しかし、このお願いは今季いまだ無得点のジェイには少々酷な話だったようで「今年はまだ得点を決めていないんだ」と、泣き笑いの顔文字とともに返信があった。

　またオルンガのコメントには直近の９節（８月１日）で相対する名古屋グランパスの守護神、ミッチ・ランゲラックの名前が舌だしの顔文字とともに添えられており、これに当のランゲラックが返信。「ハハすでに８ゴール取っているんだ。君にヒントなんて必要ないと思うよ」
　豊田スタジアムでの直接対決を前にして、和気藹々のムードながら軽妙なやり取りで火花を散らしている様子だ。

　ちなみに２点目をお膳立てした江坂からもアロハポーズの絵文字が送られ、「マイボス！」と返信したオルンガ。名古屋戦では、再びこのふたりのホットラインが火を噴くのか。注目したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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