仙台戦では絶妙クロスで小林のゴールをお膳立て
0-2のビハインドから後半の3ゴールで、3-2と逆転勝利を収めた今週水曜日の6節、仙台戦。
立役者は後半スタートから登場し2ゴールを決めた小林悠であり、前半途中の長谷川竜也の負傷を受けて交代出場し、流れを変えた左ウイングの三笘薫、貴重な同点ゴールを奪った山根視来らの貢献も評価されて然るべきだろう。
そして小林とともに後半頭から登場し、反撃の狼煙となる小林の1点目をアシストした右ウイングの旗手怜央もチームを救ったひとりと言える。
今季チームに加わった大卒ルーキーは、先発こそないが公式戦5試合連続で途中出場。鬼木達監督からの大きな期待が窺える。ただ5節の横浜FC戦では今季初の出番なし。一方で同期入団の三笘薫が活躍するなど悔しい想いも感じたはずだ。
本人も「横浜FC戦は出る機会がなく、(仙台戦は)出場したら結果を残したい、強気でプレーしようと考えていたので、それはできたとは思っています」と振り返る。
前述の小林の頭にピンポイントで合わせたアシストシーンは、無心でクロスを送ったという。
「自分の中では無になっていて、それが良かったと思います。ここに蹴ろうとか、こういう感じで蹴ろうという形ではなく、悠さんの動きだけを見て、あとは自分の感覚に任せました。悠さんが(DFの)間に入ってくると分かっていたので、そのタイミングだけを見ていました」
立役者は後半スタートから登場し2ゴールを決めた小林悠であり、前半途中の長谷川竜也の負傷を受けて交代出場し、流れを変えた左ウイングの三笘薫、貴重な同点ゴールを奪った山根視来らの貢献も評価されて然るべきだろう。
そして小林とともに後半頭から登場し、反撃の狼煙となる小林の1点目をアシストした右ウイングの旗手怜央もチームを救ったひとりと言える。
今季チームに加わった大卒ルーキーは、先発こそないが公式戦5試合連続で途中出場。鬼木達監督からの大きな期待が窺える。ただ5節の横浜FC戦では今季初の出番なし。一方で同期入団の三笘薫が活躍するなど悔しい想いも感じたはずだ。
本人も「横浜FC戦は出る機会がなく、(仙台戦は)出場したら結果を残したい、強気でプレーしようと考えていたので、それはできたとは思っています」と振り返る。
前述の小林の頭にピンポイントで合わせたアシストシーンは、無心でクロスを送ったという。
「自分の中では無になっていて、それが良かったと思います。ここに蹴ろうとか、こういう感じで蹴ろうという形ではなく、悠さんの動きだけを見て、あとは自分の感覚に任せました。悠さんが(DFの)間に入ってくると分かっていたので、そのタイミングだけを見ていました」
もっとも4-3-3のインサイドハーフを務めるなど中盤も難なくこなす、高いサッカーセンスを誇るルーキーだが、本職はFWである。出場機会の多い右ウイングで、求めるのはアシストだけでなく、ゴールだと力説する。
「アシストをできましたが、自分はゴールを取りたいという想いが強い。個人トレーニングでもシュート練習をやっていて、徐々にですが良くなっています。次こそゴールを決めたいです」
貪欲に前へと仕掛ける姿勢を貫き、フィニッシュまで持ち込める回数は確実に増えている。ここから求められるのは、自らが決めるという強い想いと、チャンスを確実に仕留める冷静さだ。
「早く決めたい。ただ焦ってもしょうがないので、自分のやるべきこと、チームから求められていることをしっかりやって、ゴールを決められる試合を待ちたいです」
次戦、26日の湘南戦で待望の時は訪れるのか。
ちなみに時を同じくして調子を上げている同期のドリブラー、三笘に関しては「薫のドリブルは脅威ですし、味方としては助かります。やっぱりすげーなと思って見ています。ただ僕はまったく同じプレーをしようとしても無理なので、力強く、縦への推進力を持ったドリブルを見せつつ、結果にこだわってやっていきたいです」と切磋琢磨を誓う。
そして最後には「薫よりは早くゴールを取りたいです」と冗談を込めて笑顔で、この日のオンライン取材を締め括った。
記念すべきプロ初ゴールはどのタイミングで見られるのか注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「アシストをできましたが、自分はゴールを取りたいという想いが強い。個人トレーニングでもシュート練習をやっていて、徐々にですが良くなっています。次こそゴールを決めたいです」
貪欲に前へと仕掛ける姿勢を貫き、フィニッシュまで持ち込める回数は確実に増えている。ここから求められるのは、自らが決めるという強い想いと、チャンスを確実に仕留める冷静さだ。
「早く決めたい。ただ焦ってもしょうがないので、自分のやるべきこと、チームから求められていることをしっかりやって、ゴールを決められる試合を待ちたいです」
次戦、26日の湘南戦で待望の時は訪れるのか。
ちなみに時を同じくして調子を上げている同期のドリブラー、三笘に関しては「薫のドリブルは脅威ですし、味方としては助かります。やっぱりすげーなと思って見ています。ただ僕はまったく同じプレーをしようとしても無理なので、力強く、縦への推進力を持ったドリブルを見せつつ、結果にこだわってやっていきたいです」と切磋琢磨を誓う。
そして最後には「薫よりは早くゴールを取りたいです」と冗談を込めて笑顔で、この日のオンライン取材を締め括った。
記念すべきプロ初ゴールはどのタイミングで見られるのか注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)