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「誰だ、この日本人は?」から「オカザキと重なった」に評価一変。英2部で絶賛されたFW大橋祐紀の献身と得点力【現地発】

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2025年06月02日

サポーターにプレーオフ進出の夢を抱かせた

公式戦10得点。1年目で目覚ましい活躍を見せた大橋。(C)Getty Images

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「誰だ、この日本人は?」──そんな懐疑的な声を、結果と献身で一掃した。昨夏にJリーグからイングランド2部のブラックバーンに渡ったFW大橋祐紀。言葉も文化も異なる地で、クラブ最多の公式戦10得点を記録し、一躍“主役”に躍り出た。その活躍に、現地紙の記者は「岡崎慎司を思い出す」と語る。

――◆――◆――

「誰だ、この日本人は?」

 大橋祐紀がブラックバーンに加入した当初、多くの地元ファンがそう感じていたという。

 Jリーグのサンフレッチェ広島からブラックバーンへ。その移籍が発表されたのは、昨年7月31日のことだった。当初は懐疑的な声も少なくなかったが、最終的にこうした評価は一変することになる。

 デビューシーズンで公式戦10得点、リーグ戦に限定しても9ゴール。クラブ最多の得点をマークし、今季のチャンピオンシップを7位で終えたブラックバーンで主役級の活躍を見せたのだ。
 
 とりわけ大橋がシーズン終盤に決めたゴールは、サポーターにプレーオフ進出の夢を抱かせた。

 プレミア昇格の最後の一枠を争うのが「チャンピオンシップ・プレーオフ」。このトーナメントには、リーグ3位から6位のクラブが進出し、勝ち抜けばプレミアリーグへの昇格が決まる仕組みである。

 6位ブリストル・シティにわずか2ポイント差の7位で終えたことから、ブラックバーンのプレーオフ進出は叶わなかった。それでも地元メディアは「オオハシの存在が希望を与えた」と称賛。加入当初の「この日本人、誰?」という空気を一掃し、自身の評価を一気に高めたのだった。

 では地元記者は、大橋の活躍をどう見ていたのか。地元紙『ランカシャー・テレグラフ』で番記者を務めるエリオット・ジャクソン記者は次のように話す。

「ユウキは本当に、本当に、素晴らしい補強だった。デビューシーズンで強い印象を残した。クラブが払った移籍金は明らかにされていないが、推定で130万ユーロ(約2億1000万円)とされている。非常に安価な補強だし、プレー内容はその額をはるかに上回るものだった。素晴らしかったよ。

 リーグ戦で9得点、カップ戦でも1点を決め、合計10ゴール。クラブの得点王に輝いた。日本からイギリスへ生活の場を移し、言葉の壁、文化の違い、そしてイングランド特有のプレースタイルへの適応という多くの課題を乗り越えての結果だ。ユウキはうまく適応したと思う」

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