• トップ
  • ニュース一覧
  • 「WE Make Football」が3季目のテーマ! WEリーグの高田チェア&選手たちが意気込み!「男子だけでなく女子も楽しめて、初めてサッカーが完成する」

「WE Make Football」が3季目のテーマ! WEリーグの高田チェア&選手たちが意気込み!「男子だけでなく女子も楽しめて、初めてサッカーが完成する」

カテゴリ:女子サッカー

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年11月06日

開幕からの全面的な声出し応援は初

女子ACLに臨む浦和L以外のチームの各選手が思いを語った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 女子プロサッカーリーグのWEリーグは11月6日、キックオフカンファレンスを開催。同11日に開幕する2023-24シーズンのテーマは、「WE Make Football」になる。

 2021年9月にスタートしたWEリーグは、3季目を迎える。初年度はINAC神戸レオネッサ、昨季は三菱重工浦和レッズレディースが優勝した。23-24シーズンの開幕を前に行なわれたWEリーグカップでは、サンフレッチェ広島レジーナが初優勝を飾っている。

 開幕を目前に開催された今回のイベントに、高田春奈チェアが登壇。リーグ発足時からコロナ禍が続いたと振り返り、「開幕から全面的に声出し応援をしながら、サッカーを楽しめるのは、WEリーグにとって初めてになります」と語る。

 なでしこジャパンの奮闘に注目が集まった今夏の女子ワールドカップや、日本女子代表が連覇を成し遂げたアジア競技大会でのWEリーガーの活躍に触れ、新シーズンの幕開けに向け、「本当に舞台が整ったと感じております」と期待を寄せた。

 テーマに掲げた「WE Make Football」は、「サッカーが男子だけのものではなくて、女子も含めて楽しめるものである。それで初めてサッカーが完成する」という思いが込められていると説明した。
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー 
 女子アジア・チャンピオンズリーグに参戦中の浦和Lを除き、各クラブの代表11選手がキックオフカンファレンスに参加。「WE Make Football」への思いを語った。各選手のコメントは、以下の通り。

●マイナビ仙台レディース:田畑晴菜
「ピッチ内で見ていてワクワクするようなプレーをして、見ている人に勇気や感動を与えられるように頑張っていきたいです」

●大宮アルディージャVENTUS:大島暖菜
「大宮の街はすごく温かい方が多く、ファン・サポーターの方たちや地域の方たちと、関わりを増やせば、もっと盛り上がると思います。まずは、地域を盛り上げられるように頑張ります」

●ちふれASエルフェン埼玉:浅野菜摘選手
「ホーム戦には、特に小さい子どもたちがたくさん来てくれています。盛り上がる試合をして『女子サッカーって面白い』と思ってもらえるように、できるプレーを全力でしたいです」

●ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:林香奈絵
「観客数が課題にあるのを、理解しています。ワールドカップやアジア競技大会の勢いを自分たちの力に変えて、少ない人数でも、来ていただいた方が誰かを連れて行きたいと思うような試合をして、少しずつ増えていけばよいと思います。できることを、しっかりとやっていきたいです」

●日テレ・東京ヴェルディベレーザ:山本柚月
「選手としてピッチ上で、見ている人が面白いと思えるようなサッカーをすることに、こだわっていきたいです」

●ノジマステラ神奈川相模原:久野吹雪
「ピッチで見ている人がワクワクするようなプレーをして、たくさんの人たちに見に来ていただき、一緒に女子サッカーを盛り上げていこうと思います」

●AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ
「男子チームを応援してくれているファン・サポーターの皆さんに応援に来てもらえるように、100%の力を出してプレーするのはもちろん、ピッチ外でも入場者数を増やすための告知にも力を入れていきたいです」

●アルビレックス新潟レディース:道上彩花
「女子サッカーが盛り上がるために、まずは新潟から。サッカーにすごく熱い街だと思うので、私たちが精いっぱいプレーし、見に来た皆さんが笑顔で帰れるように、素敵な空気感が漂うスタジアムを全員で作り上げていきたいです」

●セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈
「WEリーグに加入し初のシーズンです。リーグを盛り上げるために、私たちが旋風を巻き起こせるように、頑張っていきたいです」

●INAC神戸レオネッサ:髙瀬愛実
「たくさんの方に見に来ていただけるように、ピッチでプレーしたいです。それに加え、初めて見に来てくれる方や、いつも応援してくれる方にとって、次の週末が楽しみになるようなスタジアムの空気を作っていきたいです」

●サンフレッチェ広島レジーナ:近賀ゆかり
「どこのチームが勝ってもおかしくない熱い戦いを、毎試合お見せすることが大事です。そのなかで、必ずパリ五輪出場権を獲得してくれるであろう、なでしこジャパンのメンバー選考も熱いものになると思います。各選手が、もっと高みを目ざすことが大事だと思います」

 新シーズンでは、どのような戦いが見られるか。選手たちのプレーに注目だ。

 取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ファンをなくしちゃうよ」城彰二がなでしこJ人気に危機感。ウズベク戦で75分間ボール回し「『女子サッカーって、こんなんなの?』って」

「日本の謀略は成功」なでしこジャパン1位、ウズベク2位に中国メディアが皮肉!「中韓は敗退、日本は思惑通りになった」

【PHOTO】WEリーグカップ初優勝・追加招集!なでしこジャパンで活躍誓う、中嶋淑乃を特集!
【関連記事】
「ファンをなくしちゃうよ」城彰二がなでしこJ人気に危機感。ウズベク戦で75分間ボール回し「『女子サッカーって、こんなんなの?』って」
「日本の謀略は成功」なでしこジャパン1位、ウズベク2位に中国メディアが皮肉!「中韓は敗退、日本は思惑通りになった」
「選手としては、くそつまんない」城彰二がウズベク戦のなでしこJに同情。“75分シュート0”に「相当ストレスだったと思う」
長谷川唯も熊谷紗希も輝かない4-3-3システムは最善策ではない。ただ、手の内を明かさなかったと考えれば…【なでしこジャパン】
気の毒なゲームだが、それでもウズベキスタン戦の無気力なでしこジャパンに非はない。疑問視すべきはパリ五輪予選のレギュレーション【コラム】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ