すでにドルトムントから、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得合意を発表していたマンチェスター・シティは現地時間６月13日、2027年までの５年契約を結び、７月１日にクラブに加入することを伝えた。

　21歳の“怪物”は、父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏もかつてプレーし、世界きっての名将ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いる憧れのクラブの一員となり、「これは僕と家族にとって誇らしい日だ」と、喜びを伝えている。

「僕はいつもシティを見てきたし、ここ数シーズンは熱が入っていた。彼らのプレースタイルには感心せずにはいられないし、エキサイティングで、多くのチャンスを作ってくれるから、僕にはぴったりだ。ワールドクラスの選手がたくさんいるし、ペップは史上最高の監督の１人だ。自分の野望を叶えるのにふさわしい場所にいると思っているよ。

 　ゴールを決め、トロフィーを獲得し、サッカー選手として向上していきたいし、ここではそれができると確信している。これは僕にとって素晴らしい移籍であり、プレシーズンが待ちきれないよ」
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　また、フットボールディレクターの元スペイン代表FWチキ・ベギリスタイン氏は、「我々は数年前からアーリングをマークしていたので、ここに連れてくることができて嬉しい」と明かし、新天地での活躍に太鼓判を押している。

「彼は大きな才能を持っており、ここ数シーズン、ヨーロッパで最高のストライカーの１人だった。ゴール記録は並外れたもので、特にドルトムントやチャンピオンズ・リーグでの活躍は、最高レベルで成功できることを証明している。アーリングは我々がストライカーに求める全てを備えており、このチーム、このシステムで活躍することは間違いないだろう。

　彼の成長は目覚ましいが、まだ21歳だ。ベストシーズンはこれからであり、ペップと一緒に働くことでさらに良くなると確信している。これはクラブにとって非常にエキサイティングな契約であり、我々のファンは必ず、アーリングがこのチームで活躍する姿を楽しめるはずだ」

　ファンが待ち望むハーランドのスカイブルーのユニホームは、背番号が確定次第、順次発売される予定だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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