バルサ全選手の採点&寸評 【バルサ番記者】がズバリ評価!

カテゴリ:メガクラブ

ルイス・フェルナンド・ロホ

2015年05月29日

番記者は「トリデンテ」をどう評価?

文句なしの10点満点。完全無欠のプレーヤーへ、また一歩近づいたと、ロホ記者は手放しでメッシを称賛。 (C) Getty Images

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リオネル・メッシ:10
 
 完全無欠のプレーヤーへ、また一歩近づいた印象だ。L・エンリケの下で中央から右サイドに戻ると、中盤の組み立てにも積極的に参加。パスとアシストでも魅せた。そうしながら、ここまで公式戦を通じて56得点は驚異的だ。
 
 指揮官との適度な距離が、プラスに働いたのかもしれない。
 
ネイマール:9
 
 世界最高の選手への階段を一段上がった。抜群のスピードで速攻を機能させ、ドリブルで局面を打開し、全コンペティションで37ゴールと目に見える結果も残した。
 
 交代を告げられた31節セビージャ戦では、大きなジェスチャーで不満を露わにする自己主張も。それ以来、途中で下げられることがなくなった。
 
ルイス・スアレス:9
 
 バルサが待望していた「エリア内のスコアラー」。例の噛みつき事件の出場停止で出遅れたこともあり、適応にやや手間取ったが、中盤戦以降は得点力と前線での献身的な守備、スペースへの飛び込みで欠かせない存在に。重要な試合で決める勝負強さもさすがだ。
 
ペドロ・ロドリゲス:6
 
 私は哀しい思いで見ていた。今シーズンのペドロを、だ。
 
「トリデンテ」を前にしては、さすがに先発でプレーするチャンスはない。長い時間をベンチで過ごすことになったのは、そのためだ。ピッチに立てば好プレーを見せたのだが……。今夏の移籍は間違いないだろう。
 
【記者】
Luis Fernando ROJO|MARCA
ルイス・フェルナンド・ロホ/マルカ
スペイン最大の発行部数を誇るスポーツ紙『マルカ』でバルセロナ番を20年以上務め、現在は同紙のバルセロナ支局長。ヨハン・クライフら往年の選手とも親交が深く、ジョゼ・モウリーニョとはロブソンの通訳時代から親密な関係を築く。
【翻訳】
豊福晋
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