磐田――選手交代もハマり土壇場で同点に追いつく
14 松本昌也 5.5(78分OUT)
前半は仕掛ける意識もあったが、決定的なチャンスは作りきれなかった。鈴木のケアで守備に追われ、攻撃では良さを出せず。途中交代もやむをえないところだ。
19 山田大記 6.5(82分OUT)
ルキアンの退場後は、1トップを務め、苦しい状況の中でも攻守両面でハードワーク。諦めない気持ちでチームを鼓舞した。ゴール前では怖さを欠いたが、それでも劣勢の中でなすべきことはした。
23 山本康裕 6(58分OUT)
数的不利の中でも山田とともにカウンターで攻撃を牽引。サイドだけでなく、幅広く顔を出したが、決定的なチャンスには絡めなかった。守備意識も高かかったが後半1枚目のカードで交代。
FW
39 ルキアン 4
鈴木に対してのファウルで警告をもらったのはやむを得ないところだが、その直後に不要なキックで2枚目の警告を受け、わずか15分でピッチを去った。軽率なプレーでチームを苦境に。
交代出場
MF
15 アダイウトン 6.5(58分IN)
ひとり少ない苦しい状況で投入されるも、さすがの推進力でカウンターに迫力をもたらした。自身の得点は生まれなかったものの、明らかに個の力で試合の流れを変えた。
MF
27 荒木大吾 5.5(78分IN)
投入直後にドリブルで打開するプレーはあったが、その後は埋没した。厳しい状況のチームを活性化するような思い切りのあるプレーが欲しかったのだが……。
MAN OF THE MATCH
FW
32 中山仁斗 6.5(82分IN)
割り切って守りに入っていたG大阪に対して、厳しい対応をされ、苦しんでいたが土壇場で執念のPK奪取に成功。重圧がかかるキックの場面でも、東口の動きを冷静に見極め、土壇場で試合を振り出しに。
監督
小林 稔 6
開始早々にゲームプランが崩れたものの、10人でうまく戦わせた。追う展開だっただけにもっと早くカードを切っても良かったが、起用した選手は理にかなっていた。
構成●サッカーダイジェスト編集部
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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