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磐田の“鬼軍曹”ドゥンガ、広島と神戸で歴史を作ったレジェンドは?etc…Jリーグ「平成の最強助っ人」【中編】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月29日

入れ替え戦で計7発を見舞った甲府の大砲。

トニーニョ(左)、シルビーニョ(中央)、バレー(右)はいずれもJ1とJ2で活躍した。 (C) SOCCER DIGEST

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■大宮アルディージャ
トニーニョ(DF)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍期間:01~06年
●通算成績:J1/62試合・8得点、J2/160試合・11得点

 01年から06年まで在籍し、奥野誠一郎とCBコンビを形成。堅守のクラブイメージを作り上げるとともに、04年のJ1昇格を力強く後押しした。

 後年はボランチでも起用され、戦術的に重要な役割を担った名手は、186センチの高さを活かして攻守両面で制空権を握った。J1で初の“さいたまダービー”となった05年7月の浦和戦で決めた先制ヘッドは、持ち味を存分に生かした一撃だった。

■ベガルタ仙台
シルビーニョ(MF)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍期間:02~05年
●通算成績:J1/105試合・7得点(仙台:53試合・3得点)、J2/75試合・8得点(仙台:64試合・8得点)

 チームがJ1初昇格を果たした02年に攻守の要として、チームに加わったのがシルビーニョである。そのプレーはシンプルかつ正確で、試合の流れを読むスキルにも長けていた名手だ。

 後に新潟と横浜FCでもプレーしたが、とりわけ仙台への忠誠心が厚く、04年のJ2降格後も他チームからのオファーを断り、2シーズンに渡ってプレーした。母国でボランチの象徴とされる背番号「8」が、まるで皮膚のようにフィットしていたシルビーニョは、数多くのブラジル人たちが在籍した同クラブのなかでも抜群の存在感を放った紛れもないレジェンドだ。
 
■ヴァンフォーレ甲府
バレー(FW)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍期間:05~06年、15年
●通算成績:J1/117試合・56得点(甲府:52試合・22得点)、J2/152試合・71得点(甲府:38試合・21得点)

 G大阪、清水、大宮にも在籍したバレーだが、甲府でプレーした05~06年の活躍ぶりは鮮烈だ。05年はJ2で21得点を叩き出し、柏との入れ替えでは第1戦では1ゴールで決勝点をもぎ取ると、続く第2戦では脅威の6ゴールを奪取。Jリーグ史にも残る圧倒的なパフォーマンスでJ1昇格のヒーローとなった。

 翌年もJ1で14ゴールを挙げて残留の立役者となった大砲は、涙もろく、重要な一戦で勝利した後に瞳を潤ませた。そうしたピュアな一面も多くのファンに愛された要因となった。

●サッカーダイジェスト責任編集「Jリーグ助っ人列伝」を修正・加筆

Jリーグ「平成の最強助っ人」!【前編】はこちら

※【後編】は4月30に公開予定です
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