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磐田の“鬼軍曹”ドゥンガ、広島と神戸で歴史を作ったレジェンドは?etc…Jリーグ「平成の最強助っ人」【中編】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月29日

別格だった司令塔“マルちゃん”。

マルシオ・リシャルデス(左)とダヴィ(右)は、その卓越したテクニックと高精度のキックを武器に活躍した優良助っ人だ。 (C) SOCCER DIGEST

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■アルビレックス新潟
マルシオ・リシャルデス(MF)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍期間:07~10年
●通算成績:J1/205試合・55得点(新潟:107試合・38得点)

 セルジオやマルクス、エジミウソン、レオ・シルバ、ラファエル・シルバなど、優秀なブラジル人選手たちを次々と獲得してきた新潟だが、なかでも“マルちゃん”ことマルシオ・リシャルデスは別格だった。

 背番号10に相応しいテクニシャンでありながら、ハードワークを厭わずにピッチを縦横無尽に駆け回って守備でも献身的なプレーを披露。ポジションに対する順応性も高く、トップ下やサイドハーフ、セントラルMFで求められたこと以上の働きをみせた。

 また、彼の十八番と言われたのが、正確無比なプレースキックで、10年のJ1・第14節の仙台戦ではPK、FK、CKでハットトリックを達成して大きな話題となった。

 在籍4年目の10年には16ゴールを記録し、新潟の所属選手では初となるJ1ベストイレブンに選出されたブラジリアンは、真面目で温厚な性格の持ち主でもあり、同胞の助っ人たちの模範となったばかりか、その後に在籍した浦和を含めた多くの日本人選手たちからリスペクトを集めた。
 
■北海道コンサドーレ札幌
ダヴィ(FW)
●国籍または代表:ブラジル
●在籍期間:07~08年
●通算成績:J1/124試合・47得点(札幌:26試合・16得点)、J2/79試合・49得点(札幌:39試合・17得点)、J3/18試合・4得点

 のちに名古屋グランパスや鹿島アントラーズといった複数のJクラブを渡り歩く男が、日本で最初の一歩を踏み出したのが札幌だった。

 重量感溢れるブラジル人ストライカーは、独力でゴールを陥れるパワフルさを武器に加入初年度からフル稼働し、07年のJ1昇格の立役者となった。

 札幌の助っ人史は01年のシーズンにJ1得点王に輝いたウィルや、あのディエゴ・マラドーナの実弟として話題となったウーゴ・マラドーナ、さらには“タイのメッシ”の異名を持つチャナティップなど、多士済々の名手たちが居並ぶが、驚異的な得点力をチームの結果に結びつけたダヴィを“最強助っ人”に選出した。
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