スケールが違う! 引退・平山相太の“怪物”ぶりを証明した5つの伝説

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始

2018年01月27日

FC東京時代に見せた圧巻5人抜き弾&80メートル疾走の優勝決定弾!

ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)では、チームに2度目のタイトルをもたらす追加点を奪った。(C) SOCCER DIGEST

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▼FC東京vs横浜FC戦/2007年9月15日 J1・25節(2-0)/国立競技場
 
 FC東京の1-0のリードで迎えた85分に投入されると、アディショナルタイムに、ハーフウェーライン付近からボールを浮かせて、ヘッドで運びDFをブロック。相手選手4人を弾き飛ばして持ち込み、最後はGKもかわしてゴール! FC東京での2年目のシーズンは公式戦25試合・7得点(リーグ20試合・5得点)を記録し、覚醒を予感させた――。
 
▼FC東京vs川崎フロンターレ/2009年11月3日ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)決勝(2-0)/国立競技場
 
 平山のゴールには、その長身やフィジカルなどポテンシャルを生かした「平山、すごい」とため息を誘うようなシーンが多かった。そのなかで、ストライカーとしての真価を発揮し、最高の歓喜をもたらしたのがこのゴールだったと言える。
 
 FC東京での4年目、なかなか主力に定着できずにいたなか、09年のナビスコカップ決勝では赤嶺真吾との2トップで先発を果たす。FC東京は、米本拓司のスーパーミドルで先制したものの、その後は防戦を強いられる展開に。
 
 しかし迎えた60分、自陣ゴール前で平山がヘディングでボールをクリアすると、そこから約80メートルを疾走。そしてカウンターで左サイドを駆け上がった鈴木達也のクロスに、スライディングしながら右足で合わせて、2-0とするゴール! チームが最も欲していた追加点を決め、5年ぶり2度目の優勝を手繰り寄せた。
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