バルサはポゼッションに重きをおかない戦いが求められる。
――では、クラシコではどのような試合展開を予想しますか?
野口氏「主導権を握るのはマドリーだと思います。ホームゲームですし、ポゼッションのスムーズさ今は上だと思います。4-3-3でスタートすることが多いですが、クロースとモドリッチが両ワイドに開いてゲームをコントロールするシーンが目立ちます。そのぶんだけサイドバックのポジションを高く設定できて、スムーズに前にボールを運んで決定機に繋げます。
ただ、意図的なのかは分かりませんが、毎試合そのような戦い方をしているわけではない部分が少し不思議に思っています。対戦相手を分析したうえでのやり方なのか、またはマンネリ化を避けているのか。でも、もしクラシコでクロースとモドリッチが両ワイドの低い位置でゲームをコントロールしはじめたら、間違いなくマドリーが主導権を握る展開になると思います。
そうなった時にバルサは、メッシとスアレスが11人分の1人としてしっかり守備の役目をこなさないと、マドリーが完全に試合を支配してしまう。逆に言えば、そういう展開の中でカウンターからメッシが活きる可能性はあります。バルサがポゼッションにそこまで重きをおかない戦いができた時は、“らしさ”はなくなるけど、実は勝てるチャンスが高くなるのかなと思います。バルサが勝つとしたら僅差の勝利かなと。対するマドリーは、ポゼッションで攻め込み、相手のカウンターを防げれば、大差で勝利する可能性も大いにあります」
――現地で解説するにあたって、とくに意識して伝えたいことなどはありますか?
野口氏「最近のヨーロッパでは、攻撃時と守備時でフォーメーションや選手の配置を変化させて戦うことがトレンドになってきています。そうしたテレビ画面には映りきらないところで起こっている両チームのシステムや戦術の変更に注目してお伝えできればと思っています」
詳しくは番組オフィシャルサイトへ
野口氏「主導権を握るのはマドリーだと思います。ホームゲームですし、ポゼッションのスムーズさ今は上だと思います。4-3-3でスタートすることが多いですが、クロースとモドリッチが両ワイドに開いてゲームをコントロールするシーンが目立ちます。そのぶんだけサイドバックのポジションを高く設定できて、スムーズに前にボールを運んで決定機に繋げます。
ただ、意図的なのかは分かりませんが、毎試合そのような戦い方をしているわけではない部分が少し不思議に思っています。対戦相手を分析したうえでのやり方なのか、またはマンネリ化を避けているのか。でも、もしクラシコでクロースとモドリッチが両ワイドの低い位置でゲームをコントロールしはじめたら、間違いなくマドリーが主導権を握る展開になると思います。
そうなった時にバルサは、メッシとスアレスが11人分の1人としてしっかり守備の役目をこなさないと、マドリーが完全に試合を支配してしまう。逆に言えば、そういう展開の中でカウンターからメッシが活きる可能性はあります。バルサがポゼッションにそこまで重きをおかない戦いができた時は、“らしさ”はなくなるけど、実は勝てるチャンスが高くなるのかなと思います。バルサが勝つとしたら僅差の勝利かなと。対するマドリーは、ポゼッションで攻め込み、相手のカウンターを防げれば、大差で勝利する可能性も大いにあります」
――現地で解説するにあたって、とくに意識して伝えたいことなどはありますか?
野口氏「最近のヨーロッパでは、攻撃時と守備時でフォーメーションや選手の配置を変化させて戦うことがトレンドになってきています。そうしたテレビ画面には映りきらないところで起こっている両チームのシステムや戦術の変更に注目してお伝えできればと思っています」
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