3選手のトップ昇格が決定。なにをもって成果と見るのか

個のタレント力は、ユース年代で図抜けている。紅白戦のプレークオリティーもきわめて高い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

通路を隔てて隣接する、U-18(左側)とトップ(右側)の練習場。近いようで、なかなか遠い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
来季のトップチームには、GK波多野豪、DF岡崎慎、そしてMF鈴木喜丈の3人が昇格するが、佐藤監督は「3選手が昇格するからといって『成果があった』とは言い切れない」と語る。
「彼らがトップで成功して初めて、U-18の成果につながるんです。なにより、トップにつながる道はそれぞれ。個々にここで培った魂を持って、今後のサッカー人生を歩んでほしいし、今回上がれなかった3年生もいずれトップに帰ってきてほしいと思っています」と、選手個々の“明日”に期待を込めた。
奇しくも今年のU-18のスローガンは「Challenge for the Future」。
すべては、選手個々に自らの可能性と未来を切り拓かせるため――。情熱と信念に基づいた真摯な取り組みが、続けられている。
取材・文:藤原夕
※「高校サッカーダイジェストVol.17」より加筆・修正
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TEAM PROFILE
FC東京U-18/1996年に東京ガス(FC東京の前身)の下部組織として産声を上げ、99年に現チーム名に。ふたつのU-15チーム(深川とむさし)からの昇格選手が多く、現在40人が登録。クラブユース選手権3回、Jユースカップ2回の優勝を誇る強豪だ。練習場は東京都小平市の小平グランド。
「彼らがトップで成功して初めて、U-18の成果につながるんです。なにより、トップにつながる道はそれぞれ。個々にここで培った魂を持って、今後のサッカー人生を歩んでほしいし、今回上がれなかった3年生もいずれトップに帰ってきてほしいと思っています」と、選手個々の“明日”に期待を込めた。
奇しくも今年のU-18のスローガンは「Challenge for the Future」。
すべては、選手個々に自らの可能性と未来を切り拓かせるため――。情熱と信念に基づいた真摯な取り組みが、続けられている。
取材・文:藤原夕
※「高校サッカーダイジェストVol.17」より加筆・修正
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TEAM PROFILE
FC東京U-18/1996年に東京ガス(FC東京の前身)の下部組織として産声を上げ、99年に現チーム名に。ふたつのU-15チーム(深川とむさし)からの昇格選手が多く、現在40人が登録。クラブユース選手権3回、Jユースカップ2回の優勝を誇る強豪だ。練習場は東京都小平市の小平グランド。