・27歳/MF/フランス代表
・ニューカッスル→トッテナム(完全移籍)
・移籍金:3500万ユーロ(約42億円)
身体能力を利したパワフルなプレーが持ち味で、先のEURO2016で評価を高めたフランス代表MFには、レアル・マドリー、ユベントス、インテルといった各国のビッグクラブが獲得に興味を示した。移籍市場の最終日に一時はニューカッスルの希望額を受け入れたエバートンへの移籍が決定的となったが、本人がトッテナムへの移籍を希望。最終的にトッテナムもニューカッスルの希望額を受け入れたことで、争奪戦を逆転で制し、5年契約を勝ち獲った。長期契約となったシッソコは「5シーズン、このクラブでプレーできることを嬉しく思う」との声明を発している。

■エセキエル・ガライ
・29歳/DF/アルゼンチン代表
・ゼニト→バレンシア(完全移籍)
・移籍金:2000万ユーロ(約24億円)
2005年にリーガ・エスパニョーラのラシンで一躍ブレイクするも、2008年にはR・マドリーにステップアップをはたしたが、プレッシャーからか思うようプレーができなかった。スペインにはベンフィカへ旅立った2011年以来の復帰となる。バレンシアは今夏に主力CBのスコドラン・ムスタフィをアーセナルに売却し、その後釜を探していたが、市場が閉じる目前に最適のタレントを確保した。

■エリアキム・マンガラ
・25歳/DF/フランス代表
・マンチェスター・C→バレンシア(1年レンタル)
今シーズンにマンチェスター・Cに就任したジョゼップ・グアルディオラの下では、判断能力の甘さなどに加え、ジョン・ストーンズの加入もあり、出番を与えられず早々に構想外に。ミランなどいくつかの候補のなかで選択したのは昨夏に「ステップダウンになる」としてオファーを一蹴したバレンシア。契約形態は1年のレンタルで背番号は5番が用意されるという。

■ディエゴ・ロペス
・34歳/GK/元スペイン代表
・ミラン→エスパニョール(1年レンタル)
2014年の夏にR・マドリーからミランへ移籍。加入1年目はセリエAで28試合に出場し、正GKとして活躍。しかし、昨シーズンは序盤戦こそゴールマウス守っていたが、セリエA第9節サッスオーロ戦以降は超新星のジャンルイジ・ドンナルンマに定位置を奪われた。経験、技術ともに申し分なく、2年ぶりのリーガ・エスパニョーラ復帰で、定位置を掴むことができるだろうか。