ポグバ、パイエ、ゲッツェなどEURO出場組の最新去就動向は?

カテゴリ:移籍情報

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年07月15日

居場所を失ったゲッツェの新天地は…。

ゼロトップで起用されたEUROでは成果を上げられなかったゲッツェ。評価は下落気味だが、新天地をいち早く決めたいところだ。 (C) Getty Images

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マリオ・ゲッツェ(ドイツ代表/バイエルン)
噂される主な移籍先:ドルトムント、トッテナム、リバプール
 
 EUROではゼロトップのポジションに入り、4試合に出場したが無得点と結果が出せなかったゲッツェ。バイエルンのカルロ・アンチェロッティ新監督から「コンスタントに試合に出たいというのであれば、移籍したほうがいい」と退団を進言されるなど、もはやバイエルンに居場所ないだろう。
 
 新天地の有力候補として見られるのは古巣のドルトムントだ。
 
 イルカイ・ギュンドアン、ムヒタリアン、マッツ・フンメルスら主力がこぞって引き抜かれたドルトムントは、戦力と士気の低下に歯止めをかけるため元アイドルの復帰を画策。独紙『ビルド』によれば、ゲッツェ本人とドルトムントはすでに個人合意に達しているという。
 
 バイエルンが設定している移籍金は2700万ユーロ(約32億4000万円)。これに対し、ドルトムントが提示したとされる額は2300万ユーロ(約27億6000万円)で、交渉の決着は両クラブ間で折り合いがつくかにかかってきそうだ。
 

欧州でも屈指の左SBに成長したロドリゲス。メガクラブ挑戦となれば、その名をより高めることができるはずだ。 (C) Getty Images

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リカルド・ロドリゲス(スイス代表/ヴォルフスブルク)
噂される主な移籍先:R・マドリー、アーセナル、パリSG
 
 左右両足とも遜色なく蹴れる引き出しの多さを武器に、EUROでも抜群の安定感を誇った。その実力は欧州有数でメガクラブが欲しがるSBだ。
 
 ヴォルフスブルクのSD(スポーツディレクター)であるクラウス・アフロス氏が「ヴォルフスブルクで続けるのは現時点で現実的ではないかもしれない」とほのめかすなど、クラブ側も移籍を容認する構えを示しており、今夏はついにステップアップを果たすか。
 
 有力候補は、マルセロのバックアッパーが実質不在で、数年前からその動向を追っているR・マドリー。ただ、3年契約を残しているロドリゲスの契約解除金は2500万ユーロ(約30億円)とSBのバックアッパーに費やすにはやや高額で、交渉は難航しているようだ。
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