• トップ
  • ニュース一覧
  • 【クラブW杯】3位・広島の全4試合の平均採点は? 取材記者がチーム・選手のパフォーマンスを総合評価

【クラブW杯】3位・広島の全4試合の平均採点は? 取材記者がチーム・選手のパフォーマンスを総合評価

カテゴリ:ワールド

小田智史(サッカーダイジェスト)

2015年12月22日

厳しい日程を乗り切った指揮官の巧みなチームマネジメントが光る。

スタメンの組み換えやサブ組の抜擢など、広島の総合力をいかんなく引き出した。森保監督の手腕なくして今大会の結果はあり得なかったはずだ。(C) SOCCER DIGEST

画像を見る

FW
9 ドウグラス
4試合(246分)・2得点・1アシスト 平均採点6.00
 
相手の厳しいマークと連戦の疲労で攻撃力は半減。準決勝のリーベル戦では、終盤に足がもつれてチャンスを逃すシーンもあった。ただ、途中出場で2ゴールを決めた3位決定戦の活躍は称賛に値する。
 
FW
11 佐藤寿人
3試合(147分)・0得点・0アシスト 平均採点5.25
 
チームの3位躍進とは対照的に、マゼンベ戦でGKとの1対1を外すなど、計3度の決定機を逃した。前回出場した12年には大会得点王に輝いた不動のエースも、今大会は無念のノーゴールに終わった。
 
FW
22 皆川佑介
3試合(159分)・1得点・0アシスト 平均採点5.50
 
開幕戦でチーム初得点を決めるまでは良かったが、その後は決定力の課題を露呈。リーベル戦では2度の決定的なチャンスでゴールを決められず、試合後は「敗戦に責任を感じている」と肩を落とした。
 
FW
29 浅野拓磨
4試合(219分)・1得点・0アシスト 平均採点5.88
 
スーパーサブとしてマゼンベ戦で挨拶代わりのダメ押し弾。自慢のスピードが世界にも通用することは証明できたが、シャドーで出場した際のボールの引き出し方や、シュート精度には改善の余地がある。
 
監督
森保
平均採点 6.38
 
Jリーグチャンピオンシップからの連戦・過密日程を強いられるなか、巧みなチームマネジメントで自分たちのスタイルを徹底。広州恒大戦では采配が的中して途中出場したドウグラスの2得点で逆転勝利を飾るなど、3位に導いた手腕は見事だ。

【PHOTOハイライト】3位決定戦 広州恒大戦
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【関連記事】
【クラブW杯】「お前は外さない」青山を突き動かした森保監督のメッセージ
【クラブW杯】決勝弾の起点になった柏好文。「世界に広島のサッカーを発信できた」と胸を張る
【クラブW杯】2ゴールを決めたドウグラス。チームを3位に導き、名実ともにクラブ史上最高の助っ人へ
【クラブW杯】浅野拓磨が広島の主軸となるために必要なもの――。リーベル戦で見えたヒントは「ボールを呼び込む力」
【クラブW杯】「ポジション別“推定市場価格ランキング”」。広島勢は最後に輝いたドウグラスがFW編15位、主将の青山がMF編20位、大会2ゴールの塩谷がDF編22位

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ