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危機感募る中国戦…久保建英は森保Jに新風を吹き込めるか? 鎌田、古橋らとの共存の道は?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年09月06日

個の打開力とリスタートの精度は攻撃活性化の大きなポイントになる

大迫との縦関係がお馴染みとなっている鎌田。中国戦では違ったパターンも見られるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 鎌田と久保が右でパス交換やリズムの変化をつけながら相手を引き寄せ、左の原口や伊東、古橋といった推進力と決め手を持ったアタッカーが一刺しするという形を作れれば、攻めの迫力が高まり、ゴール前の脅威も増す。そのくらい大胆な策を講じなければ、オマーン戦完敗という大きなショックを跳ねのけ、チームに新風を吹かせるのは難しい。
 
 もちろん既存戦力の位置取りやバランスの修正だけでも攻撃リズムは改善できるだろうが、これまでの大迫・鎌田のタテ関係に依存した攻撃だけでは最終予選で再び壁にぶつからないとも限らない。やはり久保のような個の打開力とリスタートの精度といった武器を持つ選手をうまく使いこなすことが、攻撃活性化の大きなポイントになるのは間違いない。

 久保自身も2019年6月のエルサルバドル戦(宮城)での初キャップから2年3か月が経過したが、いまだにA代表初ゴールというハードルを越えられていない。それをクリアすることで、もっとリラックスしてプレーできるようになるだろう。それを中国戦で果たせれば、最終予選での存在価値はより高まるはず。現時点では鎌田や南野らより序列的に下だが、中国戦は地位を大きく引き上げる絶好のチャンス。20歳の伸び盛りの若武者は、この機を逃してはいけない。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
 
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