計算できる“主力組”が先発候補。ただ、監督の意図を示す抜擢も。
さて、スタメン予想だが、アルジェリア代表時代の基本システムである4-2-3-1にバックアップ以外の31人を当てはめると、左図のようになる。
ハリルホジッチ監督は自身のカラーを強く打ち出すタイプの監督だが、それ以上に「勝利」へのこだわりが強く、まずは計算できる“主力組”がスタメンに名を連ねるだろう。
目新しさがあるとすれば、ボランチと両SBの顔ぶれか。招集外になった遠藤の代役として柴崎がボランチへ。最終ラインは長友と内田が負傷中で、さらに太田のコンディションも不安視されているため、左SBに酒井高、右SBに酒井宏が入りそうだ。
とはいえ、ハリルホジッチ監督は「初戦と2戦目で出場するメンバーは違うかもしれないが、AチームとBチームという意味合いではない」とも語っており、2戦連続で同じスタメンが並ぶ可能性は低い。
特に中盤の配置に関しては、「攻撃的、守備的とふたつのオーガナイズを準備している」と複数のパターンを併用する見込みだ。
こうした発言を考慮すれば、新監督が自身のカラーを伝える意味での大抜擢があってもおかしくはない。キャンプでのアピール次第では、従来の序列を覆す選手も出てくるかもしれない。
取材・文●白鳥和洋・五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)
ハリルホジッチ監督は自身のカラーを強く打ち出すタイプの監督だが、それ以上に「勝利」へのこだわりが強く、まずは計算できる“主力組”がスタメンに名を連ねるだろう。
目新しさがあるとすれば、ボランチと両SBの顔ぶれか。招集外になった遠藤の代役として柴崎がボランチへ。最終ラインは長友と内田が負傷中で、さらに太田のコンディションも不安視されているため、左SBに酒井高、右SBに酒井宏が入りそうだ。
とはいえ、ハリルホジッチ監督は「初戦と2戦目で出場するメンバーは違うかもしれないが、AチームとBチームという意味合いではない」とも語っており、2戦連続で同じスタメンが並ぶ可能性は低い。
特に中盤の配置に関しては、「攻撃的、守備的とふたつのオーガナイズを準備している」と複数のパターンを併用する見込みだ。
こうした発言を考慮すれば、新監督が自身のカラーを伝える意味での大抜擢があってもおかしくはない。キャンプでのアピール次第では、従来の序列を覆す選手も出てくるかもしれない。
取材・文●白鳥和洋・五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)